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指導者が求めるのはコレ!看護実習で『できる学生』になる報告の心得
こんにちは!
看護実習記録書き方サポーター★めめこです!
看護実習は、看護学生さんにとって知識やスキルを実際に活かす大切な場です。その中でも、適切な“報告”は、指導者からの評価を左右する重要なポイントです。この記事では、指導者が求める報告のコツや心得を具体的に解説し、明日から実践できる方法をご紹介します。
1. 看護実習における報告の重要性を理解しよう
看護実習での報告は、単なる業務連絡ではありません。患者さんの状態を的確に伝えることで、チーム医療に貢献するスキルを磨く場にもなります。また、報告を通じて指導者に自分の観察力や判断力をアピールすることができます。
報告の役割
チーム医療の情報共有の基盤になる
指導者が学生の学びを把握する指標になる
患者ケアの安全性や看護技術を向上させる
2. 指導者が求める“できる学生”の報告のポイント
(1) 正確性を重視する
指導者は、報告内容が正確であることを重視します。患者の状態や実施したケアについて、正確なデータを基に伝えるよう心がけましょう。
具体例:バイタルサインの報告
悪い例: “血圧が高めでした。”
良い例: “血圧は140/90mmHgでした。患者さんは軽度の頭痛を訴えています。”
(2) 簡潔かつ要点を押さえる
ダラダラと話すのはNGです。指導者が必要とする情報を簡潔にまとめましょう。
報告のテンプレート
患者の基本情報:“○○さん(75歳・男性)の件です。”
観察結果:“午前9時のバイタルサインは、血圧140/90mmHg、脈拍80回/分、体温36.8℃です。”
気になる所見:“軽度の頭痛を訴えており、表情も少し苦しそうです。”
対応と結果:“水分摂取を促しましたが、改善は見られませんでした。”
(3) 客観的な表現を心がける
主観的な感想ではなく、観察やデータに基づく客観的な内容を伝えましょう。
具体例:表現の違い
主観的: “すごく痛そうでした。”
客観的: “顔をしかめ、声を上げながら痛みを訴えました。”
3. 実践できる!看護実習の報告スキル向上のコツ
(1) 報告の事前準備を徹底する
報告前に、伝えるべき内容を整理しましょう。患者の情報をメモにまとめておくとスムーズです。
メモ例
バイタルサイン:血圧、脈拍、体温
患者の主訴:痛み、倦怠感
実施したケア:処置内容、効果
(2) タイミングを見極める
指導者が忙しいときに報告するのは避けましょう。ラウンド後や落ち着いた時間を選ぶと、内容がしっかり伝わります。
報告するタイミング
ラウンド後
記録の確認中
カンファレンス前(直前はNG)
(3) フィードバックを受け入れる姿勢を持つ
報告の後、指導者からのフィードバックを素直に受け入れ、次回に活かしましょう。
良い姿勢の例
フィードバック内容をメモに取る
わからない点は質問する
次回は改善点を意識して実践する
4. 報告が苦手な学生のための練習方法
(1) ロールプレイで練習する
友人と指導者役と学生役に分かれて、報告の練習をしてみましょう。実践に近い環境で練習することで自信がつきます。
ロールプレイ例
指導者役: “この患者さんの様子を教えてください。”
学生役: “○○さんは血圧が…”
(2) 録音して自己チェックする
自分の報告を録音し、内容や話し方を振り返ることで改善点が見つかります。
(3) 毎日の実習日誌で振り返る
報告内容を日誌に書き出し、指導者からのフィードバックを振り返ることで、成長を実感できます。
5. 指導者が高評価する学生の特徴とは?
(1) 報告以外でも積極性を見せる
報告だけでなく、指導者に積極的に質問したり、学びたい姿勢を見せることで評価が上がります。
(2) ミスを素直に認める
ミスを隠さず、素直に報告し改善しようとする姿勢が大切です。
(3) 周囲と協力する姿勢を持つ
チームでの連携を意識し、周囲の看護師や学生とも良い関係を築くことがポイントです。
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まとめ
看護実習で“できる学生”になるためには、報告スキルを磨くことが欠かせません。正確で簡潔、客観的な報告を心がけるだけでなく、事前準備やフィードバックを活かすことで成長できます。今回紹介したコツや例文、練習方法を取り入れ、指導者から信頼される看護学生を目指しましょう!