マリンアクアリウム~準備~
散々水族館水族館言ってきましたがとうとう自分の家に魚を呼び始めました。
といっても庭にはメダカも居るしアクアリウムは経験者ではあったのですが海水は初めてです。
きっかけはカクレクマノミの品種改良個体がいると知ったこと。他の理由はしたの余談で話していますが、とにかく
最近ではメダカがブームで品種改良されたメダカが数多く流通しています。
うちで飼育しているメダカもこのベタも最近始めたボトリウムに入れた生体も品種改良個体ばかりです。
淡水魚はどうやら繁殖、育成難易度が低い種類が多いのかもしれません。(ベタとか大変そうだけど)
海水魚はそもそも繁殖自体が難しいらしく品種改良どころではないらしいのです。海という広い生息地に住んでいるので狭い水槽になれば水質に敏感にならなくてはならないので、ブリード個体と言って人の手で養殖された個体が淡水ほど多くないらしいのです。
しかしながらカクレクマノミは品種改良個体が出ていて固定化されています。
あえて品種改良個体を飼育したいのはそういった品種改良個体は水族館ではまず見られることはそうないはず・・・
さっそく家で本気の海水水槽を立ち上げよう!!
と、その前に飼育する海水魚と必要機材について知ろう!!飼育する生き物を知ることは大切です。
ということで立ち上げ前に海水魚初心者が調べたことをまとめていきたいと思います。
そもそも海水魚とは何なのか
別に海水魚は分かる。海に住んでる魚でしょ!
知っている人は調べれば出てくるので飛ばしてもらって結構です。
というか長いので飛ばしてもらって大丈夫です。
とにもかくにも今回気にしたいことは淡水魚と海水魚の違いは何なのかということ。
さらに深堀すると海水とは何かとなるのですが、調べると海水は塩分濃度が約3.5%、淡水は塩分濃度が約0.05%以下のものを言うようです。
塩分濃度と言うようにご存じの通り塩分が含まれているのですがここに海で生きている生き物たちには浸透圧が影響してきます。
簡単に言えば塩に漬けておくと水分が抜けるみたいなあれです。
これが海でどうなっているかというと
濃い水溶液(海水)に対して半透膜(魚の体)を隔てて薄い水溶液もしくは純水(魚の体液)が浸透しているので常に脱水の危機にあります。
では海に住む生き物たちはどうやってこの危機を乗り越えているか。
生き物によって違いが大きいですが、今回飼育したいカクレクマノミを例に出して言うと大量に海水を飲むことで浸透圧によって失われる水分を補っているようです。
まさかのたくさん水を飲むという脳筋プレーな発想ですが、余分な塩分はエラから捨てているので塩分が体内に残り続けることはないしそれで結構多くの魚が生活しているようです。
ちなみに僕の好きなサメやエイなどは尿素を体内に蓄えることで体内の体液を濃い水溶液にして水分が抜けるのを防いでいたりします。
死後アンモニア臭くなるとかの理由はこういった理由らしいのです。
なので海水魚を飼育している人の中には淡水浴と言ってあえて短期間淡水に入れて寄生虫を落とすやり方などがあるようです。ただ水を大量に飲んでいるので淡水に入れていると膨張して死んでしまうとのこと。(どのみちこの治療方法は怖いから絶対やらないけど)
最近では淡水魚と海水魚を同じ水槽で飼育する水を開発(好適環境水と言うらしい)されたりしているので将来は海水淡水両方の生体が入った飼育も見られるかもしれませんね。
マリンアクアリウムに必要な機材
さて、クソ長い前置きに1000文字使ったわけですがここからは海水魚を飼育するのにどういった機材が必要かをまとめていこうと思います。
ざっと思い浮かんだ物は
水槽台、水槽、外部フィルター、クーラー、プロテインスキマー、低床、ライト、比重計、海水にするための塩、水質検査品類など。
これらを一気に買うと(一気に買った)その土地にある最高のホテルに泊まって観光してお土産を持ち帰れる金額になるのでその都度足していこうという計画です。
そして今回は60cmの水槽を設置する予定なので水槽と合わせて新たに水槽台も購入します。
水槽台
まず水槽を置く場所は淡水と同じく直射日光が当たらない場所でかつ、ろ過機材も増える可能性も考慮すると家の床の耐荷重も考えなければなりません。
今回購入したのはGEXさんのアクアラック シェイプ 600 BRというもの
今回想定している幅60cm×奥行き30cm×高さ40cmの水槽では65リットルくらいは水が入るはず。
すると水の重さは65kgに上乗せで砂やらライブロックを乗せたら100kgいかないけどぎりぎりくらいの重さになりそうですね。
ただ、この水槽台の耐荷重が約100kgというのを考えるとプラスで支える補強が必要な気がします。
他のGEXさんの水槽台の耐荷重も同じく約100kgだったので、箱型よりは水槽台の横から管理しやすいタイプにしました。
ということでさっそく設置
めちゃくちゃ立てやすくて感動
安定感もあってサイズもいい感じ。
これを置くとついに始まったな感が出てきてワクワクします。
こういうのって床に何か敷いたほうがいいのでしょうか…
水槽
60cmにしたのは水量が多い方が水質の管理をしやすく見栄えするしカクレクマノミを数匹入れたかったのでこのサイズにしました。
これの水槽のみのもの↓
設置した様子はこんな感じ
ろ過システム
ろ過について調べてみると海水の水槽ではオーバーフロー式が一番良くて外部フィルターとプロテインスキマーを併用したろ過方法がその次に来るといった感じでした。
他にもリフジウムというやり方があります。
リフジウムとは避難という意味のリフジとアクアリウムを合わせてリフジウムと呼ぶようで、弱った生体の隔離水槽や海藻を入れて水質を浄化するための水槽として本水槽と接続して利用するそうです。
プロテインスキマーの説明と合わせてこんな感じです。
ボトルアクアリウムをしている身として海藻を使用したこちらにも非常に興味はありますが、
水槽台の耐荷重を優に超えてしまうので断念。
床に木の板を引くというやり方で重さを分散できるやり方もあるらしいですがなんとなくやめておきました。
床に敷いてる人↓
どういったろ過で運用するかを考えたところ、元々サンゴを飼いたいと思っていましたが飼育に金銭的ハードルが高くオーバーフローのろ過層を作らなければならないのでこちらも断念。
サンゴよりイソギンチャクなら水質にはうるさく無い(と言っても非常に水質には敏感らしい)ので生体を迎えてから少しずつ設備を揃えつつろ過機能が上がったらイソギンチャクなどの生体を迎えるつもりなので外部フィルターとプロテインスキマーでろ過を回す方向で決まりました。
ただただこれでもろ過が足りない可能性もあるのでサブフィルターを付けて
ライトについて
色を変えられるのがいいなと思って費用と相談しつつこちらを購入しこんな感じ
砂
さらさらのやつがいいなぁーーーー
ろ過的には粒の大きいサンゴのほうがいいかもしれないけどさらさらのやつがいいなぁーーーーと思って
備品
比重計と
カルキ抜きは家にあるので
そこから
ライトが揃い全体がこんな感じ(機材を接続した写真)
それからこうして
キュアリングして入れたのにカニの侵入を許してしまった。小さいなら害は無さそうなので立ち上げのパイロットクラブとして役割を担ってもらいます。
次回からは生体導入(マリンアクアリウム界隈では入海と言うらしい)していこうと思います。
比重は1.025くらいにしていて水温は24.5℃
比重に関してはもう少し下げたいところ
外部フィルターに水を呼び込む関係で後々海水ではない水を足したいので高くしています。
この状態で約3週間ほど回してろ過バクテリアを増やしてまずはクリーナーとしての役割を担ってくれそうなユビワサンゴヤドカリを入れたいなと思っています。
マリンアクアリウムの界隈では生き物を入れることを入海と言うらしく勢揃いする日が楽しみです。
余談
実はマリンアクアリウムを立ち上げる企画が自分の中で二回あがっていました。
一度目はオオグソクムシ。二度目はマリンボトルアクアリウム。
オオグソクムシは深海生物ですが甲殻類なので深海からの引き揚げに強く、たまにふるさと納税や販売もされています。
食べると味は美味しいです。(殻は硬すぎる)
その時の写真↓
このように僕は食べるくらいにはサメの次にこのオオグソクムシが好きなので飼育もそれほど難しくなく買いたいなと思っていたのですが・・・・・
飼育環境を作るのが非常に大変
まず水温は生息地の日本近海の水温。
オオグソクムシの生息深度が200m~600mとのことなので想定される水温は約15℃くらいでしょうか。
その水温を維持するにはクーラーが必須なわけですが、販売されているクーラーの最低値が約15℃なので維持するなら冷蔵庫にぶち込む方がいいでしょう。
さらに深海生物なので明かりはNG。
失明してしまうかストレスになる可能性がありあります。
水族館で深海コーナーが赤い光なのは水中(深海)では赤い光は ほぼ届きません。なので赤い光は彼らは認識できないので照明をつけるとしたら赤い光だけなら大丈夫でしょう。
ただそんな赤い部屋で生活できないので遮光するのが現実的。
部屋には冷たい水の入った音のする遮光された箱がたたずむことになります。
これは嫌だ。なので却下。
二度目はマリンボトルアクアリウム
元々はボトルリウムを調べている際興味を持ちました。
海藻とサンゴ砂の力でフィルターなしで飼育できる海水水槽。
これは魅力的でしたが、初心者レベルではその循環バランスの調整が難しいと判断し、メイン水槽立ち上げした方がいいじゃん。となったのでした。
そもそも現在のボトルアクアリウムでさえ水替えしないと一瞬で崩れ去る可能性にあふれた状態(メダカがタマゴを産んで稚魚が飼育限界数を越えてる)でコケ処理を週三回で回してるのにその技術力ではすぐ海藻が溶けてなくなるでしょう。
しかもボトルアクアリウムは当たり前ですが完全放置ではありません。いくら自然のライフサイクルを再現してフィルターが必要ないとは言っても管理が必要です。
自然環境では雨などで水の入れ替えがあるし海であれば波が全くないことはありません。
少し前から販売しているボトルアクアリウム専用のペルコという水槽があります。
これで立ち上げすれば水流と最悪ろ過機能でなんとかなるかなと考えていましたが、海水飼育のことについて調べれば調べるほど飼育するための準備が必要だと分かり、どうせ機材が必要ならメインで飼育しようということなのです。
これだけ飼育は大変なんだという実感は地球環境に当てはめるとめちゃくちゃぎりぎりのバランスで成り立ってるんだなぁと感心するばかり。
余談に余談を重ねますが今年は今までで一番水族館に行った気がします。ライトな水族館紹介も今年だけの分なので幸せと思う反面、水族館に引き寄せられている気もします。
なんか水族館行きすぎてどこに対してか分かりませんが申し訳ない気持ちになってきました。
ひとまずこれからどうなるかは続きをお待ちください。