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『歴史研究』723号を刊行いたします

2024年9月頭に『歴史研究』723号を刊行いたします。
本号の特集は、「関ヶ原合戦と美濃――勝敗を決めた前哨戦」です。

関ヶ原合戦の勝敗を分けたのはなにか?
研究・メディアでも度々とりあげられ、誰もが知っているであろう
関ヶ原合戦をさまざまな角度から再検討します。
美濃の地理的な特徴や、合戦時の美濃の武将たち、関ヶ原領主の動向、
戦禍にさらされた村の様相、終戦処理などの観点から、
合戦の実像へと迫ります。
 
また、本号の読者投稿(地域史新論)では『信長公記』について
とりあげています。
『歴史研究』は皆さまの投稿をお待ちしています。

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このようなお買い忘れを防ぐためにも、
『歴史研究』の定期購読をおすすめいたします!

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歴史研究会事務局までご連絡ください。
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歴史研究 第723号 戎光祥出版|東京都千代田区から全国へ本をお届け (ebisukosyo.co.jp)


【目次】
巻頭随想 いま、伝えたいこと 
 「天皇史」から「天皇学」への進展   所  功
特集 関ヶ原合戦と美濃――勝敗を決めた前哨戦
 東西・天下分け目の木曽川水系   山田昭彦
 池田家臣の「家譜」にみる関ヶ原合戦前後   中川創喜
 関ヶ原の領主 竹中重門   山形隆司
 池田輝政禁制・西順寺寺内掟書
  ――関ヶ原合戦における禁制と発給の背景   入江康太
歴史小説 『相照』 第4回
 家格と実権   小栗さくら
城郭修覆図を読む 第4回
 盛岡城絵図――隠曲輪を秘匿し続けた城郭修理願絵図   神山 仁
戦国の国衆文書を読む 第24回
 室賀禅松、瀧沢八兵衛に出仕を求める   久保田順一
大和王権と古代氏族 第27回
 上毛野氏の同族形成と活躍の場   松尾 光
文化教養講座 歴史の質問帳(第33回)
 第一次世界大戦とパンデミック   渡邊洋一
学生招待席                                
 都城の比較からみた古代日本・朝鮮の中国制度受容の変遷   中西美結
地域史新論
   『信長公記』天正六年五月二十四日条についての試論
  ――竹中半兵衛の調略と「備前之内」表記をめぐって   宮野宣康
史談往来 
【掃苔行脚】佐賀に残る華族墓②
      大隈侯爵家・副島伯爵家・白石鍋島男爵家   黒坂拓哉
新発見! 文化財ニュース  編集部