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◇寺院散歩41◇九品山 唯在念佛院 浄真寺

今回のスタートは東急大井町線の九品仏駅です。
九品仏(くほんぶつ)駅は自由が丘駅から大井町線で二子玉川寄りの隣の駅です。

九品仏駅のホームが編成よりも短く、
5両編成のうち二子玉川寄りの1両の
ドアが開きません。
なお、偶然にも左側の電車が出発直前で、
右側の電車は駅に入って来た所で停止直前です
九品仏駅改札出た先は自由が丘方面です
真ん中の信号機には3つの「自由」の文字
九品仏(くほんぶつ)駅舎
踏切が両側にある
駅舎(浄真寺側から)
レトロな古書店
九品仏駅前の参道入口
交差点の反対側のビル1階は
超有名なパン屋 Comme'N TOKYO
(コム・ン トウキョウ)本店
参道の紅葉はどんな感じでしょうか?
案内図(参道がかなり長い)
「修繕中です」という但し書き?
参道脇の交番
樹木が並ぶ素敵な参道
この参道は区道(税金運営の道)ですという
但し書き
立派な石畳が続きます
総門
仁王門裏は階段あり
(風神と雷神が見張っています)
鐘楼
京都のお寺さんみたいです
大きな石がたくさんあります
本堂脇
【九品仏のイチョウ】
東京都天然記念物だそうです
本堂
本堂遠景

「九品仏」の名で親しまれております当山の正式名称は「九品山唯在念佛院淨眞寺」と号し、浄土宗に属する寺院でございます。
開山は江戸時代初期の高僧「珂碩上人」で、四代将軍徳川家綱公の治世延宝六年(1678)に奥沢城跡であったこの地を賜り、浄土宗所依の経典「観無量寿経」の説相によって諸堂宇を配置し、九躰(九品)の阿弥陀佛像を安置し創建されました。
諸堂宇は「江戸名所図絵」(1836発行)に描かれている配置とほとんど変わりなく現在に至っております。

浄真寺WEBサイトより
本堂から枯山水の眺め

次は九品仏を拝観しましょう。

中央の上品堂

本堂の向い側にお堂が3つ並んでいます。その中に3躰(品)ずつ阿弥陀様がいらっしゃるので、全部合わせて九品仏です。

眩しい!
中品堂
この日、下品堂は2躰のみで
1躰は修繕中でしたので八品仏
下品堂
次は開山堂へ向かいます。
開山堂前のワイルドなベンチ
開山堂
水盤舎(手水舎)
長い階段ですが
せっかくだから頑張らなきゃね
ちゃんと階段を上リました
開山堂の隣の三十三観音
観音堂
お庭の樹木が並び色彩が鮮やか
閻魔堂〜お賽銭が入ると
閻魔さまの声が響きます
(何処かでもありましたね)
閻魔堂は総門脇にあるのでお声を聴いて
閻魔堂へ多くの参拝者が立ち寄ります
総門の裏側
総門の表側

総門の左手に小径がありました
こちらも良い雰囲気で散歩したくなります

総門をもう一度潜り、東門に向かいます

こちらは東門
ここから入り、坂を登ると正面に仁王門、
左手に総門が見えます
別の角度から東門
東門を潜ると左右に駐車場
正面が仁王門
開山堂の門

「さて、帰りますか」参道に戻ります

まだ昼どきなのに影が長い、もう冬ですね
そして駅前の交差点に戻りました

九品仏の浄真寺は広い敷地にたくさんの樹木があり、大きな石が良い具合に配置されていて、お寺を散歩するだけでも森林浴してお庭を楽しめます。もみじの紅色には少し早いようでしたが、イチョウの黄色はすごく迫力がありました。
この広い敷地をもっと時間をかけて散歩しても良かったのですが、思ったよりも多くの人が参拝に訪れていましたので小一時間で退散しました。ゆっくり散策するなら朝から行く方が良いですね。
今回の画像はまだたくさんあるのですが、この辺りでおしまいにします。

東京23区で自然の多い世田谷区には、他にも23区唯一の渓谷「等々力渓谷」や「砧公園」もあり、二子玉川の河原も広くて結構良いですよ。

今月も寺院散歩を最後までご覧いただきありがとうございました。
いよいよ師走、今年最後の回です。
来月もよろしくお願いいたします🙇

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