広島県主催Hi! HIROSHIMA business week 2022 〜未来がつまった瀬戸内の離島へ GO! 大崎上島ツアー1 泊 2 日〜レポート【3】
第1回目、第2回目と、大崎上島町で起きている改革と美しい景色をお送りしてきました。
第3回目となる本日はいよいよツアー2日目。大崎上島町を出発し「竹原市」へ向かいます。
【2日目 10月7日】
ホテルを出発し竹原市へ
6:00 大崎上島町は朝日も名物
大崎上島町では地平線にオレンジ色の朝日が望めるとのことで、
「朝になったらみんなで朝日を見に散歩に行こう」と話していたのですが、
この日は残念ながら天気は雨天となり、美しい日の出は見ることができませんでした。(ホテルのエレベーター前には、日の出時間お知らせの掲示も。)
それでも、霧に包まれた静かな島の姿もなんとも言えない光景が広がっていました。
そして、皆さんと朝食を済ませ、出発の支度をしていた時のこと。
この時偶然にも日本船籍最大の客船、「飛鳥」が通るということで、段々と近づいてくるクルーズをホテルスタッフの皆様と一緒に眺めました。ここまで目の前を通過することはなかなか珍しいとのことで、朝日を見ることのできなかった代わりに私たちを楽しませてくれました。
9:00 古くからの木造建築が並ぶ竹原市へ
本日もスマイルバスのお迎えでバスに乗り、島を離れて古くからの木造建築が並ぶ竹原市へ向かいます。
バスに乗車したまま乗船。
車で行くのに船に乗って移動する・・・
そんな島ならではの初めての体験もありました。
時間は往路と同じ、約30分です。
到着すると竹原市商工会会議所の職員の方々が出迎えてくださり、道の駅から歩いてスタート。
道の駅から5分ほど歩いたところに木造建築の並びが見えてきます。
竹原市は室町時代は港として栄え、江戸後期からは「塩で財を成した」と言われ、製塩で栄えてきた町。貴重な建物の中へ案内いただき、当時の写真や貴重な資料から、製塩の手法の発達を伺いました。
古い街並みを歩くと、古民家を改装したホテルやカフェが立ち並び、「尾道」に近いようなおしゃれで和の雰囲気を楽しむことができました。
街の方々からも挨拶を受け、街のアットホームな雰囲気を感じることもできます。
再びバスに乗りこみここからは最終地点の広島駅へ。
この頃になると参加者の皆様とスタッフもすっかり仲良くなり、今のお仕事を島で早速展開したいなどの熱いお話を伺ったり、今後の展望を伺ったり大変盛り上がりました。
ーーー初の大崎上島町ツアーはこうして幕を閉じました。
この日、都内は10月頭にして12月の気温となり極寒だったようですが
島は半袖や軽めの上着があれば快適に過ごせる、とても暖かく過ごしやすい気温だったことが印象的でした。
そして、竿を垂らせば鯛が釣れ、夜になるとタコ釣りに出かける…
といった、のんびりと静かな雰囲気がありつつも、教育を軸に改革が起きている島であり、
そんな大人たちの熱い愛情に見守られながら美しい自然と共に子どもたちは日々を過ごしているということを強く感じました。
これまで教育において、都会の方がレベルが高いとされてきましたが
ICT教育の普及により、それが関係なくなる日も遠くはないと感じます。
次回は大崎上島町を巡り、翌日には大崎下島町へ渡りとびしま海道をドライブしながら戻るツアーの希望も出たり、参加者同士でその後の交流も進み、実際に大崎上島町で新たなビジネスの取組なども生まれています。
名残惜しい気持ちを後に東京へ戻るとその日はとても冷たい強風が吹いていました。
さっきまで暖かい島にいたのが嘘のよう・・・
と、すっかり島の虜になっていたのでした。(完)
■広島県大崎上島町 観光協会HP 「風待ちの島ナビ」
https://osakikamijima-navi.jp/
・主催:広島県庁
・企画:株式会社Rejoui
・島内案内:一般社団法人まなびのみなと
・催行:スマイルバス株式会社