Rei H.

東京都出身 1997年、アメリカでの暮らしを夢見て『脱サラ』留学。ワシントン州を皮切りに、オレゴン州、ジョージア州、マサチューセッツ州、メーン州、ミシシッピ州を渡り歩き、2022年夏、ワシントン州に舞い戻り暮らしています。 趣味はラグビー観戦、写真撮影、登山、映画鑑賞。

Rei H.

東京都出身 1997年、アメリカでの暮らしを夢見て『脱サラ』留学。ワシントン州を皮切りに、オレゴン州、ジョージア州、マサチューセッツ州、メーン州、ミシシッピ州を渡り歩き、2022年夏、ワシントン州に舞い戻り暮らしています。 趣味はラグビー観戦、写真撮影、登山、映画鑑賞。

最近の記事

2024 フランス・スイス旅 4 — リヨンとその道中、そしてスイスまでに立ち寄った町

アヴィニョンを出発し、途中で立ち寄ったのは泉が豊かに湧き出るフォンテーヌ=ド=ボークリューズ (Fontaine-de-Vaucluse)。その後、フランス第2の都市であり、美食の街として名高い リヨン (Lyon) に2泊しました。さらにスイスへ向かう道中では、アルプスの麓に位置する美しい町アヌシー(Annecy) に立ち寄りました。 フランス南部プロヴァンス地方の町々を巡りましたが、乾燥した気候がこの土地の特徴なのですが、フォンテーヌ=ド=ボークリューズはその中で異彩を

    • 2024 フランス・スイス旅 3 — アヴィニョンとその近郊の町

      エクス・アン・プロヴァンスの次に訪れたのはアヴィニョン (Avignon) で、ここでは2泊しました。残念ながら滞在中は雨に見舞われ、町の写真は一枚も撮ることができませんでした。2日目の朝からアヴィニョン近郊の町へ観光に行ってしまったこともありますが、そこでもあいにくの雨でした。 最初に訪れたのはポン・デュ・ガール (Pont du Gard)、ローマ時代に建造された水道橋です。全長は約 50 km に及ぶ水路で、この橋はなんと5ユーロ紙幣の裏側のデザインにもなっています。

      • 2024 フランス・スイス旅 2 — アヴィニョンへの道中に立ち寄った町

        エクス・アン・プロヴァンスを出発し、次に目指したのはアヴィニョン(Avignon)でした。その道中で立ち寄ったのが、中世の村アンスウィ(Ansouis)、平地に広がる村ルールマラン(Lourmarin)そして城塞都市のゴルド(Gordes)です。これら3つの村はいずれも「フランスの最も美しい村」に選ばれています。他にも途中に中世の趣が残る村がいくつかありましたが、時間の関係で立ち寄ることはできませんでした。

        • 2024 フランス・スイス旅 1 — エクス・アン・プロヴァンスとその近郊の町

          昨年、ラグビーW杯観戦を兼ねてフランスとスイスを駆け足で巡りましたが、今年も少し事情があり、再びフランスとスイスへ旅することにしました。今回訪れた町の中には昨年と同じ場所や同じ地域もあり、ちょっとした懐かしさと新鮮さが混ざった旅となりました。ただこの旅行中、雨に見舞われる日が多かったのが少し残念です。なお、昨年の旅行記へのリンクは一番下に貼っておきますので、ぜひそちらもご覧ください。 最初に滞在したのはエクス・アン・プロヴァンス(Aix-en-Provence)で、10月1

        • 2024 フランス・スイス旅 4 — リヨンとその道中、そしてスイスまでに立ち寄った町

        • 2024 フランス・スイス旅 3 — アヴィニョンとその近郊の町

        • 2024 フランス・スイス旅 2 — アヴィニョンへの道中に立ち寄った町

        • 2024 フランス・スイス旅 1 — エクス・アン・プロヴァンスとその近郊の町

          アルパイン登山 ー Whitman Crest in Mt. Rainier National Park

          今回のアルパイン登山は、マウント・レーニア国立公園内に聳える Whitman Crest です。この山の標高は 2,842 m で、山頂付近には Fryingpan Glacier と呼ばれる氷河があります。 登山は早朝 2 時 15 分にヘッドランプの光だけを頼りにスタートし、休憩などを挟みつつ、登山口に戻ってきたのは 14 時 30 分頃でした。この約 12 時間 15 分の間に、約 21.5 キロを歩き、1,770 m の標高を上げました。 超早朝にスタートした理由

          アルパイン登山 ー Whitman Crest in Mt. Rainier National Park

          アルパイン登山ーMt. Olympus in Olympic National Park

          先週、Olympic National Park (オリンピック国立公園)内の最高峰、Mt. Olympus (オリンパス山) に登頂しました。これほどキツイ登山は初めての経験でしたが、頂上からの眺めは素晴らしく、全ての苦労を忘れさせてくれるものでした。 この登山は The Mountaineers が提供したもので、リーダーとサブリーダーを含む6人のパーティーで、3泊4日のスケジュールで登ってきました。キャンプや登山の許可証などのルールは国立公園ごとに異なりますが、この

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          Mountaineers - Basic Alpine Climbing コース ‐ クレバス・レスキュー実習

          先日、Basic Alpine Climbingコースのクレバス・レスキュー(Crevasse Rescue)実習に参加してきました。クレバスという言葉に馴染みのない方もいるかもしれませんが、簡単に言えば氷河にできる穴のことです。冬から春先にかけては雪に覆われて見えないことが多いですが、雪が溶け始める季節になると姿を現すものもあれば、まだ雪の下に隠れているものもあります。登山中に氷河を横断する際には、見えているクレバスは避けられますが、雪に覆われて見えないクレバスに落ちるリス

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          Mountaineers - Basic Alpine Climbing コース ‐ ロッククライミング演習

          先日、Basic Alpine Climbing コースのロッククライミング実習に参加してきました。大雑把に分けると、ロッククライミングには以下の3種類があります(正確なクライミングの種類や定義については、適宜調べてください)。 ボルダリング:ロープを使用しないタイプ。 スポーツクライミング:事前に設定されたルートに沿って登るタイプ。 トラッドクライミング:登りながらプロテクションと呼ばれる器具を設置しつつ進むタイプ。 Mountaineersでは、主に3つ目のトラッ

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          Alpine Scrambling #6 - Lightning Peak

          先日、昨年履修した Mountaineers の Scrambling コースで知り合った友人2人と、Lightning Peak を登ってきました。昨夏、この山は登頂済みなのですが、今回は1人の希望で再びの登山となりました。前回の登山は6月下旬でしたが、今回は5月初旬という時期の違いがあり、雪の状態がまだかなり深く、登りには苦労しました。当初は雪面がより硬いと予想しており、アイゼンを使用する予定でしたが、実際には腰まで沈むほどの雪でした。そのため、スノーシューを使用しました

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          Mountaineers - Basic Alpine Climbing コース ‐ 雪山演習

          昨年、Mountaineers が提供する Basic Alpine Scrambling コースを受講し、今年は Basic Alpine Climbing コースに挑戦中です。Mountaineers や Basic Alpine Scrambling に興味のある方は、過去記事を参照して下さい。下の方にリンクを貼っておきます。 Basic Alpine Climbing コースは、高度な技術と深い知識を必要とする登山に焦点を当てたコースです。例えば、雪崩に関する事前情

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          #10 Rugby World Cup ‐ ニース近郊の町2

          10月7日にパリからスタートした、 Rugby World Cup 旅行も最終日の10月20日となりました。最後に訪れたのはニース近郊の町、カンヌ (Cannes)、アンティーブ (Antibes) そしてエズ (Eze) です。ニースにて、朝一番でレンタカーを借り出して最初の目的地カンヌへと向かいました。 カンヌは、毎年映画祭が行われる海辺の町として有名ですが、実はお金持ちが遊びにくるリゾートタウンでもあったようです。ビーチに沿って高級ホテル&高級ブランドが軒を連ねていま

          #10 Rugby World Cup ‐ ニース近郊の町2

          #9 Rugby World Cup ‐ ニース近郊の町1

          この記事が、今回の旅行記の最後の予定でしたが、ニース近郊の町パート1ということになりました。 ニース滞在2日目、一日レンタカーを使ってサン=ポール=ド=ヴァンス (St-Paul-de-Vence) を訪れました。雨天にもかかわらず、今回の旅行中に訪れた小さな町の中で、最も観光客が来ていた村でした。てっきり、ここもフランスの最も美しい村の一つだと思っていたのですが、違いました!これは私の推測ですが、一部の素敵な石畳は近年作り直されたもので、中世時代の町並みが保全されていると

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          #8 Rugby World Cup ‐ ニース編

          10月18日、モナコから次の目的地のニース (Nice) へと電車を利用して行ってきました。電車でたったの30分くらいの距離です。旅行前、友人からニースは良い街だと聞いていたのですが、実際、彼の言う通りだったと思います。なかなかの観光地で人も大勢いたのですが、全体的にきれいな町でしたし、古さと新しさがちょうど良いくらいに混ざっていました。特に、絵になる裏路地が多いのが嬉しかったですね。 ニースには4泊しています。初日と三日目はニース市内観光、二日目と四日目はレンタカーをして近

          #8 Rugby World Cup ‐ ニース編

          #7 Rugby World Cup ‐ モナコ編

           モナコ公国 (Principality of Monaco) にて2泊し、ヨーロッパの老舗お金持ちリゾート国を満喫しました。最初に残念なことを書くのですが、それは8割、いや9割くらいの部屋が空室だったことです。写真を見ていただくと分かると思いますが、殆どの高層ビルは、(多分) リゾート・マンション(あるいはコンドミニアムとか別荘とも呼ばれる代物) だと思われ、私の訪れた10月はモナコの観光シーズンでは無かったのでないですかね。夜も明かりの点かない部屋だらけでした。きっとその

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          #6 Rugby World Cup ‐ ムスティエ=サント=マリー編

          フランスの最も美しい村の一つ、ムスティエ=サント=マリー (Moustiers-Ste-Marie) を訪れました。マルセイユから車で2時間くらいの場所にあるこの村へは、レンタカーでないとアクセスするのは難しいかもしれません。この村は17世紀頃、陶器の生産地としてフランスでは知られていたらしいです。今も陶器工房があり、見学もできるようですが、残念ながら時間が無く、私は食器屋さんをのぞいただけです。素敵な絵柄の皿やカップがたくさんありましたが、それほど高いものではないのでお土産

          #6 Rugby World Cup ‐ ムスティエ=サント=マリー編

          #5 Rugby World Cup ‐ マルセイユ編

          ようやく Rugby World Cup 観戦の地、マルセイユ (Marseille) へとやってきました。Rugby World Cup と題名にありながら観戦したのは準々決勝の ウェールズ vs アルゼンチンとイングランドvs フィジーの2試合のみです。それはともかく、桜の戦士が予選プールを勝ち抜いてくれていたらば、日本がウェールズかフィジーと対戦していたので、それが叶わなかったのが残念です。それでも、各国のファンから溢れ出る応援と熱気の中での観戦は最高でした。特に、度々

          #5 Rugby World Cup ‐ マルセイユ編