1年で23エリア3,000本に急拡大！進化したツアー企画の裏側
こんにちは。NEWT 1st ANNIVERSARY CALENDAR 4日目担当のツアー企画Unitの井形です！
令和トラベルのツアー企画Unitで韓国・台湾・香港・オーストラリアの仕入れ・企画・造成販売を担当しています。弊社には2022年の2月にジョインし、あっという間に激動の1年がたちました。
今回のアドベントカレンダーでは、1年で急増したツアーラインナップ拡充のお話を中心に、その裏で起きた変化についてお話しさせていただきます。最後まで読んでいただけると、とっても嬉しいです。
では、NEWT 1st ANNIVERSARY CALENDAR 4日目を始めます。
アプリリリース前のわたしたち
私が入社した2022年2月。当時、毎日のようにコロナ感染者数がニュース速報で流れ、海外旅行ムードとはほど遠い状況。そんな中でも私たちは、まだ見ぬアプリリリースの日に向け、着々と準備を進めていました。
これから『NEWT（ニュート）』にはどんなカスタマーがあつまってくれるのか、コロナ明けに海外旅行に行く方のニーズはなんなのか、そんなことを日々想像し、議論しながら、商品の検討をする毎日でした。
そんな中、2月下旬に日本政府より発表された水際対策の緩和で、一定の制限がありつつも、いままでよりも遥かに海外旅行に行きやすい状態へ。
それは、私たちがずっと待ちに待っていた機会。今こそNEWTアプリのリリースという日が4月5日に決まった瞬間でもありました。（リリースが決まった当時、やっと海外旅行が動き出すワクワクとリリースまでにやるべきタスクを洗い出したときの不安と緊張はいまでも覚えています。）
すべてはハワイツアー販売から始まった
アプリリリースは4/5。販売日が決まった当初はまだ販売できる状態のツアーはテスト環境にも1本もない状況でした。
なんとかリリース時のツアー本数として目指していた300ツアーを作る為、本当にほぼ1日中システムとにらめっこ⇒エンジニアのみなさまに相談を繰り返す毎日でした。（リリースした4/4の当時、朝方までエンジニアの方と相談して入稿をフォローしていただいたことはいまでも忘れません。実際に迎えたリリース当日は喜びよりも圧倒的に安堵感がつよかったです。笑）
リリース後に迎えた高い山
アプリのリリースとハワイの販売がスタートしましたが、なかなか予約が創出されない毎日。
他社と比較したときに価格は負けていないか？ツアーに付帯するオプションは見劣りしていないか？そもそもカスタマーはどれだけいるのか？などなど分析するとまだまだ課題ばかりが残る状況でした。
そんな中しのさんがふと個人のSlackでつぶやいたこのことばに、今後のツアー企画における全てのヒントがつまっていました。
僕たちのサービスは商店街の八百屋さんであり、今は綺麗に地元農家さんのニンジンとかジャガイモとかキャベツなど少量の商品が並んでいて、キャッシュレスで洗練された空間でそれらを売るようなシチュエーションなのだ。
まだ店頭にはお米や水はまだないからそれを求める人からすると来店価値が出せないこともしばしばある。しかし、この先は商品ラインナップを更に増やしていく。それが電化製品なのか、お米なのか、はたまた少し独特な野菜などの延長なのかはまだ分からない。それが商品造成の優先順位。
そう、NEWTに訪れてくださったお客さまはハワイだけを買いたいわけではなく、あくまでも海外旅行を探しに来てくれている人なのです。
お客さまのNEWTでツアーを探す、買いたいものを見つけるワクワク感を提供するためには、まさに良質な品揃を揃えることの重要性に気づいた瞬間でした。
新たなテーマのもと、走り出した下期
ただ作るではなく、適切な優先順位でエリアをOPENし、お客さま訪問時の良質な品揃えを目指すことをツアー企画Unitのチーム目標として設定。
購入した商品が万一不良品だったらカスタマーは逃げるだけ。クオリティも高く、カスタマーニーズも担保したツアー造成を意識し、通常商品の基盤を徹底的に整えました。
すると12月以降、毎日少しずつでしたが通常ツアーの予約が生まれるという、4月では考えられなかった世界が広がり始めたのです。
そして2023年1月になると手配が追いつかないほどの予約が創出。
まさに嬉しい悲鳴が聞こえた瞬間でした。
いきたいエリア・いきたいツアーがかならず見つかるあらたしい世界
この一年で300本から3,000本、1エリアから23エリアと急拡大をしたツアー企画Unitですが、これがゴールではありません。
そうです、始まりの1歩にすぎないのです。
今期ではカスタマーニーズのあるツアーや、他社にないNEWTらしさのあるツアーの造成を強化します。そのため上期目標ツアー本数はさらに上をめざし、お客さまのいきたい場所、いきたいツアーがNEWTならかならず見つかる世界観を目指します。
今上期の目標本数は、正直にお伝えすると、今の入稿システムや人員体制のままではとても高い壁です。ただここに、エンジニアUnitの開発サポート、一部業務のアウトソースなどを駆使し、デジタルの力とツアー企画Unitメンバーの旅行に対する熱い思いをトレードオンさせることで達成は近づくと私は信じています。
そして、わたしたちが今こうやってツアーが販売できるのも、航空会社様、ランドオペレーター様、ホールセラー様、各クライアント様のご協力があるからこそです。
わたしたちはこれからも、ワクワクするツアーを増やし続け、ひとりでも多くのお客さまに、NEWTなら行きたい場所、ツアーがみつかると思っていただける場所を作ります。楽しみに待っていてくださいね。
さいごに
今回は、ゼロイチでツアーを作る苦難の山を登った先に見えた世界、そしてわたしたちが今後作りたい場所について、私らしく、あつ〜〜く語らせていただきました。（なんだか1年とは思えないほどの濃さで執筆していて自分自身驚きでしかありませんでした。笑）
そして！これからも続く苦難の道を一緒に歩んでくれるメンバーも引き続き募集しております。ツアー企画メンバーは個性あふれる面々でかつ、どんなときも仕事を楽しめる方が集まっています。
フルタイムだけでなく、インターンや業務委託などさまざまな関わり方もございますので、気軽にご応募ください！まずは気軽にお話を聞いていただける、ミートアップも開催しています。
明日のNEWT 1st ANNIVERSARY CALENDAR はバックエンドの要でもあり普段はインターンに間違えられるほどのおちゃめな一面をもつ執行役員VPoE 兼 PdMのまがらさんです。お楽しみに！
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