記事にするでもないことまとめvol.2
最近、suicaに自分がいつチャージか思い出せない。
モバイルsuicaの残高を確認すると大抵2000円以上入ってて「あれ?こんなあったっけ」と思うことが多い。チャージした記憶が最近ゼロ。
そんな感覚に、捉えどころない美しさを見出している自分がいる。
出張エピソードボツネタ1
本を読む。
気づいたら気絶してた。
起きたら名古屋。名古屋は洗車状態。
背中を濡らしたサラリーマン。
場所変われば悩みも変わる。
京都駅、路線の駅名、何一つ知らなかった。別の世界に来たみたい。
僕の頭の中にある言葉と、まるで違う言葉を使って、この人たちは生きているんだなと。近くて、遠い街。
名古屋から京都はあっという間と父から聞いていたから本当にあっという間だと思っていたら全然そんなことなかった。
出張エピソードボツネタ2
初めての出張、総的に楽しかった。
帰りの新幹線、何かと距離を取るように、行きの新幹線ぶりのヘッドホンを装着。そしてこれまたいきの新幹線ぶりの本を手に取る。
走り始めて15分。
何か落ち着かない。
横に人がいるわけでも無いが、なんか散漫になる。
リップを塗ってみたり、お茶を飲んでみたり。
そうだ、と、外に目をやる。
ここはE席。良い席。
窓からの眺め、何も見えなかった。
その瞬間、猛烈に切ない感情に襲われた。
外はぽつぽつと街灯や家々のあかり。
休む街と、急ぐ車両と、急ぐ車両で落ち着こうとしてる自分。
そんな漆黒の世界を脇目も振らずに全速力で駆けていく新幹線と、それに乗っている自分は変わらずいつもの自分。
僕は何か大切なものを振り落としながら生きているのかもしれない。
そんな切ない気持ちがどうも離れない。
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