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「欲」と向き合う
2017年に「死ぬかも」と覚悟した時価値観が変わって
「欲」がほとんどなくなった
達観したというか、どうにもならないことはあるから流れに任せてみた。
終活でモノを減らしているのは残った娘が処分に困らないため
わかりやすく伝える保険通帳関係をまとめておくため
極限にモノを減らすのではなく「自分が管理できる量」にざっくり減らす
例えば服なら収納家具は買わずクローゼット1つに収まる分までとか
元々ズボラだからこそ掃除しやすいように現役で使っているものだけ残す
なるべく床に物を置かないなど
逆に思い出作りや趣味は削らない
例えば10万円使っていいなら物はいらないけど
行ける範囲の観たいものを観たい
体験に使いたい
東京の行ったことのないライブに行きたい
娘と温泉か劇団四季のミュージカルを観に行きたい
実際にモノは残らないけど体験は残る
些細なものでも手放すから
チケットも取っておかないけどグッズは好みのデザインで使えるなら買う
「睡眠欲」以外の欲がなくなったところから
「食欲」が復活して
「娯楽欲」が復活しただけでも生きる方向に向かってると思う
友達に「YouTube、もうやらないの?」って聞かれるけど
今は無理をしない
承認欲求はないからSNS発信しているのはそっちの欲ではなくて
ちょっとしたことを放出する=吐くため
昔なら「チラシの裏にでも書け!」と言われるようなこと
友達はインスタしかしていないので
たまに更新すると「元気なんだな」と安心してくれるらしい
YouTubeは終活の記録を残したくてやっていただけで
療養チャンネルの方は医療用ウイッグや入院に便利だったものを伝えたかった
誰かの役に立てればいいかなくらいのもの
今は実家の手伝いが少しの時間できるようになったから
そちらを優先している
YouTube編集のエネルギーで頭を使うと他のことをするエネルギーが残らない
占い師としての依頼も道具を手放して「廃業届」を出して
親戚からの依頼も断った
道具も全て手放した
まず自分が不健康なのに他人にアドバイスはできないし
価値観が変わったので全てに抗わないことにしたから
動物的な本能の直感だけでいい
娯楽欲のお笑いの現場に行くことも
「行きたい欲」と「予算」「体力」との葛藤
自分の「欲」のコントロールがなかなかしんどい
同じ病気を持っている知り合いの娘さんは「物欲のコントロール」ができなくて
勝手にネットで商品が届いて困っていると聞いた。
線を引くとしたら「遠征はしない」「これには手を出さない」と
決めることかなと思っている。
依存しない「拠り所」は複数必要なので
趣味を続けるには、楽しむには「無理をしない」こと
「配信しか無理か」「行けない」と悲しんでたけど
「行ける場所に来てくれるように本人たちが望むように応援しよう」
売れてくれたらツアーしてくれる!と思うようにする
最近できた推しはMー1取ってNGKで凱旋単独したい!って言ってた
ヨネダのNGK単独は去年叶ったし
次は彼らだ。いつかやってくれると思う。
推しのしたいことを邪魔しない応援をする
「こんなことをやってほしい」とSNSに書いても
エゴサされたくない時はコンビ名を入れない
DMはしないけど番組が盛り上がることは評価になるし
必ず目を通しているのは知ってるのでラジオのレターに送る
配信が売れることも一つの評価だけど
まず「箱」が埋められるかが評価なんだと他の芸人さんが言っていたので
行ける時はできれば満席の景色を見せたい。
好きなように活動してほしいというのもそう
「これに出てほしい」もファンのエゴだ
うっかり「理音さんのYouTubeに出てほしい」ってチャット欄に書いちゃって
反省してたら本当に出てた!なんならもう撮ってたってこともあった
去年から組むことは知っていたので予想はできてたからだけど
事務所とファンの板挟みの気持ちにさせてはダメだ
一つ一つ自分を俯瞰で見て痛いファンになっていないかと振り返る
ある芸人さんがラジオで言ってことだけど
外箱でOKな場合と出られないところがあるのは
主催者(運営側)と契約を交わしてタレントを外に出している
一部東京のライブ運営者が契約を破ったケースが度々あり
それが大阪本社の耳に入り、大阪のインディーズもNGになったとか
ファンにはわからない事情があって
たとえ赤字でも演者や技術進行スタッフにギャラを払い、劇場を維持して
グッズなどの売り上げ諸々会社の取り分で社員給料などを払ったり
100キャパの若手の劇場なんか常に赤字だけど劇場メンバーにはギャラを払い
それで育てているんだと大先輩漫才師はメディアで言ってた
ヨネダは芸歴4年目で敗者復活まで行けたけど
それまではコンビ→トリオ→解散→再結成→劇場メンバー入りに苦戦
→よしもとからソニーに行こうかなまで考えていたコンビ
予想もしないことが決まったら行きたいもの見たいものを観て
何か決まったら素直におめでとう!と祝うスタンス
推しに理想を押し付けるのはこちら側のエゴだと思っているので
アイドル推し時代は握手会で説教する握手券大量積みの人は迷惑だった
あれは反面教師にしようと
無理しない枚数だけ買って、ファンレターは劇場に預けて
生誕祭実行委員会の裏方(手芸隊)に回った
最後は手術があったり体力もなく裏方もできずフラワースタンド代だけ寄付した
お笑いも一緒のスタンスで無理せず。
幸い居心地良くありがたくフォローさせていただいたり逆にされたり
チャット欄に行かせていただいたり
あたたかい環境で楽しむことに集中している
遠くで見守る感じ
推しのしたいこと、決まったことコンビ結成にさえおめでとうも言わず
エゴを向けている人は
フォローせずスルーすればいいし
見かけたら昔の私なら反面教師にしていたけど
今は目を背けスルーする。
応援の仕方は人それぞれだから自分には関係ない
とはいえ自分も日々「欲」との自問自答で
「行けるかな?」という場所だったら行く
配信あったら配信を買う
それも全部叶えてしまったら金銭的に続けられなくなるから無理せず
目の前で引退発表を見たことがあるので
推しは推せる時に推したいけど
「観たい欲」と「現実の自分の生活と体調」と
どう向き合うか?
本当はなにも考えない方が息が苦しくないんだけど
小さいことだけど「課題」っていつも目の前にある。