婚活 〜28歳一歩ずつ動き始める
さて、続きです。とにもかくにもプライドを捨てて色々な人に声をかけた。
その結果、上司から警察官の方との飲み会、違う上司から社内での飲み会、更に違う上司との社内の飲み会、後輩から公務員の方との飲み会、おばあちゃんが近所でいい人がいるなど…
何にもなかった所から沢山の出逢いがやってきた。
飲み会のお相手が3名だったので、計算しても3名×4回=12名と一気に10名以上のお相手と知り合うことができた。
これに私は本当にびっくりして、
「何故早く動かなかったのか」と心底思った。
でも上司の紹介というのは諸刃の剣でもある。
何故か?仕事でお世話になっている上司の顔を立てる事が大事であるからだ。
そもそも仕事での信頼関係もないとこの飲み会は生まれない。開催してくれた上司は信頼している本当に尊敬している上司ばかりだ。
粗相のないようにしなければ。
そんな気持ちで意気込んで臨んだ為か、いつもより自分らしさが出せず、かしこまって見えるクールなお高い人となってしまった。
要は綺麗に自分を作ってしまったのである。つまらない女の完成だ。
だから出逢いはあったのだがそれを物にできないという事態に陥ってしまった。
ここで身を持って知ったのだった。
出逢いを作ることはきっかけを生み出すことで初めの一歩を生み出す事ができる。そのきっかけ作りも大事であるが、更にそこから発展させられないと恋愛が続かない。