Reina
世界の美しさを旅日記を通して皆さんと共有していきます。
私は子供の頃から自由という言葉が常に頭の中に浮かんでいた。ただ、この世界ではなかなか理解されることがなく常識をどんどん押し付けられるものなのだと実感していった。このマガジンは自分のライフ経験をストーリーにしながら世の中の女性達がもっとありのままの自分で生きていただくように勇気を与えたく書いてみました。
1991年生まれ 初めまして、谷澤澪奈です。もともとチリ出身、日本へ帰化し日本在住歴が18年、チリ在住歴が13年となります。 主に日本で教育を受け、社会人も20代で経験しましたが、社会システムに縛られることに退屈さを感じ、大学で臨床心理学を学んだ後、ニュージランドで暮らしながら英語を学びます。現在はチリで働きながらもNOTEを書き続けたり、趣味に時間を使いながら日々一歩ずつ成長しています。 趣味は自然の中でスポーツをすることや、映画や本を読むこと、あらゆる国の人々と交流
さあ、チリにあるイキケという砂漠に囲まれた街に生まれた。5歳まで雨が1年に1回しか降らないこの街で育った。両親は大学生で子供ながら貧乏な暮らしをしていたことは記憶にしっかりと残っている。おもちゃもなく、紙一つに鉛筆だけでよくお絵描きをしたり、お父さんのギターで一緒に歌ったりする子供時代だった。 お父さんは科学者であり、貧困な生活から抜けるために大変努力をし、私を自然に触れさせたり、海外旅行に連れていってくれたりした。家ではよく映画を見たり、本も哲学から歴史などあらゆる分野の
海外には子供の頃から憧れはあった。家族とも英語圏や他の国に旅行をしたこはあるものの、暮らしたことはなかった。元旦那とも北インドに3カ月間滞在し、さらに通訳ボランティアでクルーズで世界半周したこともあってだいぶ旅慣れていた。 英語も少し学びたくて色々な英語圏の中でも"ニュージランド"の"クイーンズタウン"という街に1年間ワーキングホリデーで暮らすことを決意した。 一人で海外に住むのは人生で初めての経験だったが、自立するためには必要だと思っていた。まず仕事探しのために日本と
少し記憶をさかのぼると自分は生まれた時からとても弱い存在だった。 いつも寝てばかりで、病弱で世の中みんなが普通にやることは何もできなかった。 周りは強い人や成功者ばかりで、説教されたり、求めてないアドバイスをしてきたり、私はただありのままの自分でいたかった、そして愛されたかった、優しくされたかった。 子供の頃は音楽が大好きで、何時間でもやることが苦痛ではなく、逆に人といるのが嫌で音楽は私の心の癒しの場で一番ありのままの自分でいられる場所だった。歌、踊り、楽器を弾く