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#06 「そこに居てもよかったんだ」って、心から思ってほしい。


0. はじめに

ここでは、「自分の居場所」をテーマに
存在価値や存在意義について書いてみたいと思います。

居場所がないと感じていた高校の部活
「自分の居場所」を作りたかった、大学の部活

私が何を感じて、どう行動したのか。
それを次の環境でどう活かしたのか。

この記事の何かが、読者の皆さんのお役に立てたら幸いです。

1. 自分の居場所とは

【居場所の意味】
・自分が「ここにいてもいい」と思える。
・自分らしさを尊重してもらえる。
・自分が信頼されていて、自分の役割がある。

【存在価値を感じる条件】
他者とのつながりが強い。
・組織に貢献している。
・精神的に安定している。

2. 私の居場所、ないみたい。

①「普通」になれない

私は高校の部活で、自分の居場所はない
と感じていました。

技術的に未熟で
「組織に貢献できていない」ということ
も理由の一つですが、

それ以上に影響していたのは
「周りの人に理解してもらえない」と感じていた
ことだと思います。

私はいつも、
「変わってるね」「何考えてるのか全然わからない」と
言われていました。

「人と違う視点」で物事を捉え
「人よりも複雑」に考えている
ことが多かった私ですが、
周りの人と違うことを指摘されても
どうすれば良いのか、わかりませんでした。

「普通とは何なのか。」
「違うことは、そんなに悪いことなのか。」
「多数派の意見が、常に正しいわけじゃない。」
そんな不満を抱きながらも

結局、「自分が何を考えているのか」を主張することは
徐々に減っていきました。

② 自分で作った壁

私が自分の考えを、「端的に伝えられない」から
相手は、話を聞いてくれないのかな。
私の話は「聞く価値もないもの」なのかな。

自分の話をすることが怖かった。
本当は、周りの人と話をしていたかったし
一緒にふざけたり、遊びに行ったりしたかった。
でも、どうすればできるのか
その時の私にはわからなかったから
なるべく関わらないように、自分から距離をとった。

周りに人がいても、いなくても
私はずっと孤独だった。

3. 本当は、そこに居てよかったの。

① 私を否定していたのは、「私」

・自分の考えを「他者に伝えられない自分」が悪い。
・私の考えている内容が、そもそも正しくない。
・周りの求めていることを「できない自分」が悪い。

他者から責められて傷つく前に
自分で自分を傷つけていれば安全だ(傷が浅くて済むだろう)
そんな考えになっていたような気がします。

②「認めてもらう」ために

大切なのは、「自分を知ってもらう」こと。
→そのために何をするべきかを考える。
(ex.大人数の前で自分の意見を言うことが苦手
→1対1で話す機会を自分で作る)
自分を知ってくれている人がいるのは、とても心強い。

周りの人が、自分をどう見ているのか。
なるべく「具体的に」知ること。
→どの点が評価され、どの点が批判されるのか。
 なぜ、そう思われているのか。

4. おわりに

大学の部活では、1対1で話す機会を作り
主要メンバー(将来幹部になる人や発言力の強い人)に
自分の考えを知ってもらうことを意識しました。

自分の考えや、そこに至るまでの流れ、
将来(自分自身や部活を)どうしたいか。
を自分から話すことによって

多くの場合、相手の意見も聞くことができました。
「自分の考えを知ってくれている」と思える人が
一人でもいれば、
たとえ、大人数の場で発言するのが苦手だとしても
「話してみよう」と思えるものです。

昨日の自分よりも、できることが増えていれば
「それでいい」
他者に気づかれていなくても
その進歩は素晴らしいものだと思います。


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