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私が貴重な20代前半をムダにした話
学生時代までの私は、自分で言うのもなんだけど純粋だった。散々、当時の彼氏に迷惑は掛けたもののひたすら一途だった。
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けど、社会人になったあたりから、私の恋愛観と倫理観は崩れていった。
きっかけは、マッチングアプリで付き合ってすぐの彼氏に二股を掛けられていたこと。発覚した時は当然ショックだったけど、人ってあっさり裏切られるんだな、と妙に冷静な受け止め方をした自分も居た。
男と女なんて騙しあって当然の関係なんだと、捻くれた解釈を自らに落とし込むことで、自分の心を守ろうとしたのかもしれない。
じゃあ私も、誠実さなんて捨ててやる。
自分の思うままに生きてやろう。
元より自己肯定感の低い私は、「私を必要としてくれる人」に弱い。
社会人になって、この悪い癖が本格的に発動し、人として道を踏み外すまで、然程の時間は掛からなかった。
そしてこの悪い癖は今も治っていない、今日は、そのうち1回目の話を振り返りたい。
※時系列が逆になったけど、2回目の話はこちら。
といっても上記2回目の話より、今回の1回目の話の方がだいぶ汚いんだけどね…もっと汚い話は現在進行形なので、その詳細はいずれ。
きっかけはコロナ禍だった。2020年の2月末だったと思う。
ろくな在宅勤務体制も整っていない状態で、弊社でも無理矢理リモートワークが始まった。
とは言え、ある程度は出社しなければ回らない仕事であったため、同じ部署で2班に分かれ、交代で出勤することになった。私はB班。つまり、A班の人たちとは基本、会うことの無い生活だ。
必然的に仕事のカバーし合いも生まれ、私は毎日のように、A班のとある男性とメールでコミュニケーションを取る必要が生じた。
息が合って仕事もやりやすく、「コロナが落ち着いたら飲もうよ!」という誘いも、どんな先のことか分からないけど…と思いつつOKしていた。
しかし、(実際には全然落ち着いていなかったが)withコロナの生活は意外と早く訪れた。
Go Toトラベルなんてものが流行り出した頃、勤め先も在宅勤務は取り入れつつ、出社ベースの働き方が戻ってきた。
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