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休職中の転職活動。どこで妥協するか、納得するか、折り合いをつけるか?
休職して時間ができた私は、将来設計について考えた。
経理というポジションありきで中途採用されているので、適応障害になったからといって会社が配置転換してくれることは考えにくいし、私もそれを望んでいるわけでもない。ただ、今の会社に居場所が出来るとは思えない。
じゃあ転職するしかないよね!
とはいえ短期離職確定となる私が、今より条件の良い会社に入れるとは思いにくい。それに、いきなりガツガツ転職活動を始める気力は当時無かった。
なので、最初はビズリーチだけ登録することにした。ここなら受け身での転職活動が可能だし、短期離職なことは分かっててスカウトしてくれているはず。
すると、寧ろ前職時代よりも沢山のスカウトが届いた。
所属企業のネームバリューは現職の方が強いこと、総務(前職)よりは経理(現職)の方が多少、専門性が評価される(そもそも総務は社内からの異動希望も多く、外部求人を出さずとも人手不足になりにくい)ことも影響したのかもしれない。
そこで自信をつけた私は、転職サービスのリクルートエージェントにも登録した(現職はdoda経由で入社したため、再登録し辛かったので別サービスを選択)。
そこで、ちょっとでも気になった会社はエントリーボタンを押しまくった。書類選考で何十社落ちたかは恐ろしくて数えられないけど、何社かは面接に進んだ。休職中なので面接はいつでもOKだけど、日程調整を幅広く答えすぎると働いてないのがバレると思い、適度に少なく希望を出すなど、小賢しい真似もした。
そして有難いことに、中規模なベンチャー企業から内定を貰うことができた。
直属上司が同じ大学の先輩で、安心感も大きい。
週2出社で、全面出社へ回帰する予定無しというのも、極力対面のコミュニケーションを避けたい理由がある私としては魅力的だった。
ただ、完全実力主義の年俸制、固定残業代という制度が、年功序列が色濃く残り、ボーナスで一喜一憂するJTCでしか働いたことのない私にとっては未知の世界で、恐怖だった。
現職を脱出できる安心感を一刻も早く手に入れたかったはずなのに、結局お断りしてしまった。
今選考中の企業も、私の重視する4つの軸を全て満たしている会社は1つもない。
だけど、全部が満点の会社なんてある訳がないし、あったとしても入れるはずもない。
この先、他社から内定を貰えたとしたら。
・どこで区切りをつけるか
・何を妥協するか
・どうしたら納得して入社できるか
その答えが見つけられず、悩みながら転職活動を続けています。
転職に一度失敗していること、次こそは短期離職できないことが、私の心に強いブレーキをかけてしまっている。
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