見出し画像

僕らは大人になるにつれ、空の飛び方を忘れる。(35日目)




小さいとき、皆が綺麗な目で、綺麗な心で
純粋な心で、夢を語り、自分にも人にも素直に生きてきた。

私たちは、生まれてからずっと
美しい未来を想像し、輝く明日は当たり前に来ると信じ、日々を全力で、ため息なんてつく暇もなく心から楽しんで生きてきた。


朝起きて、親に元気におはよう!って挨拶して、美味しい!って言いながらご飯を食べて、
友達に会う為に幼稚園に行くのがすごい楽しみだった。おっきな声で仲間たちと何かを歌ったり、新しいことを学んだり、
ワクワクしながらお昼の時間を待って、
いざ給食が配られると最高の笑顔で仲間たちとご飯を食べてた。

食べ終わったらすぐに校庭に飛び出して、
ドッチボールに鬼ごっこ、缶蹴り、ドロケイ
日が暮れるまで遊び続けた。

家につけばおいしいご飯がある。
面白いテレビがある。
疲れ切った身体は、布団につけばすぐに眠りについた。

あー本当に楽しい1日だった!!また明日が来るのが楽しみだなぁ!!

そんな風に、
私達はきっと生まれたときから生きてた。
私達は、生まれた時に、自由という翼をもらい
真っ白に輝く毎日という空を自由に飛んでた。



時は進む。
必ず人は歳を取る。
それは当たり前だし、良いことだ。

でも、私たちは少しずつ
自由に飛べていたはずの空を飛べなくなっていく。


自分にも他人にも心から素直に生きていたはずなのに、私達は他者を気にし始める。遠慮、協調、同質化。それぞれが持っていたはずの個性という色は、多分中学生ぐらいから少しずつ色あせて
皆が同じ色を持ち始めていく。


時間。
何時にこれをする。その後にこれをする。
少しずつ、私たちの時間は制限され、
有り余っていた自由な時間は消され、
時は私達の自由な思考を奪っていく。

気づけば私達の顔から
昔あったはずの心からの笑顔は消え、
毎日がワクワクではなく、辛く、つまらないものになっていく。


あれ、
どうやって空を飛んでいたっけ。


気づいた時には私達から翼は消え、
社会というものに組み込まれ、
輝く明日は来なくなった。

真っ白だった美しい日々は
黒く、濁った日々へ。

金の為に時間を潰し、酒のために金を潰す。
大人になるにつれ、私達は
楽しい、ではなく、快楽という言葉を口にするようになる。

当たり前に楽しい毎日がある、そんな日々だった過去を忘れ、辛い日々の中にある一瞬の快楽が
当たり前の毎日になった。


夢なんて言葉を最後に口にしたのはいつだろう。
将来の夢を笑顔で語っていた自分はどこにいったんだろう。

気付いたら、金の為に随分と多くの時間を辛いという感情に変えてきた。

でも、時間を犠牲にしたその金は
一瞬にして消え去る。楽しいといいきかせてるはずの行動は、一瞬の快楽に過ぎない。


思考をやめ、自由と、自らの人生を生きることを諦める。
時間に支配され、社会、会社、他人の人生を生きる。

そして、人は
自分が翼を持ってたことすら忘れる。



私は、
私は、大人になるということが自らの翼を忘れることならば、一生子供のままでいたい。





そんな事を、
昨日都内で夜の街を歩いていて感じた。
全ての人に当てはまるわけじゃないし、反論だってたくさんあると思う。これは私のnoteだから
ただのメモだから、へえこんなこと感じてるんだって適当にみてもらえればいいです。
でも自分は、汚いな、この社会。
って思ってしまった。
人を騙し、つるし、金を騙し取る女の人。女を欲望の解消の為の道具としか思ってない男の人。
人を騙すって、そんな普通に出来るもんなのかな。知らない女を適当に扱って、その行動に愛情はあるのかな。快楽を過ごす為の金を得る事に捧げた時間は、貴方の大切な、一生に一回しかない人生の大切な時間なのに。
辛い日々を忘れる為だけの快楽の為に、辛い日々を過ごす。そんな終わりのない濁った人生は、
死ぬ寸前の自分が嬉しいと思うのかな。

後悔のない人生を、誰もが歩みたいと思っているんじゃないのかな。
大切だった夢はどこに捨てたの。なぜ自分の人生を諦めたの。わからない。
それは心からの笑顔じゃないでしょう。
それは心からの言葉じゃないでしょう。
 

キラキラ光る新宿の街並みは、新橋の街並みは、
銀座の街並みは、まるで麻薬のようで
思っていたよりずっと汚かった。
そしてなんかすごく、生きにくかった。

すべての人が、もっと綺麗に美しく、明るく楽しく、人に優しく、自分に正直に、生きることは出来ないのかな。それは私の綺麗事なのかな。
どうしたら、
全ての人が心からの笑顔で人生が楽しいと言える
世界を作れるのだろう。
誰もが後悔のない人生を歩めるようになるのだろう。

私の短い一生をかけても、この世界は1ミリも変わらないかもしれない。それでも自分は、なぜかわからないけど心から、全ての人が後悔のない人生を生きてほしいと思ってしまう。自分の思考に正直に、他者の人生ではなく自分の人生を生きてほしいと思ってしまう。

このよくわからない使命感は、もしかしたら神様が私に与えてくれた才能なのかもしれない。行動力や影響力は、この使命感によって生み出される。なんなんだろう、この感情は。

とにかく自分は、まずは自分が、
綺麗で真っ白で美しい心を持って、
空を自由に飛び続けたいな。

そしていつか、
みんなが心から笑える世界を作れたら
私は幸せだな。






変なnoteですいませんでした。







いいなと思ったら応援しよう!

れいな🇺🇸⚽️🎨/color in Life 株式会社代表
最後まで読んでいただきありがとうございました!