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わからないものをわかろうとしない

須王フローラさんの新著
『花とお金』
を読みました。

久しぶりの一気読み。

とても美しい文章で、
「あなたはどうでしょうか。」
といった、問いかけの言葉が随所にあって、

フローラさんから直接、
話しかけられている感じがしました。

この本は、私のメンターである小田桐あさぎさんの近著
『女子とお金のリアル』
と同じく、
お金について書かれた本であり、

表現は違えど、同じことを言われているなぁ、と思うところがあって、

やはりお金には、共通するルールがあるのだ、と思いました。


一番惹かれたのは、
「わからないものをわかろうとしない」
ということ。

あさぎさんの言う、
「人間関係のトラブルは、9割が思い込みと妄想でできている」
に通じるものがある。

わからないものを、これまでに学んだ知識や世間の常識を元にわかろうとすると、大抵は間違うんですよね。

きっとこうに違いない、とか。


だから、わかろうとせず、わかる時が来るまで待つ。

(ここであさぎさんは「まずは相手に聞いてみる」のですが)


あさぎさんがポップでアクティブに見えるとしたら、フローラさんは静謐で穏やか。

それぞれ、違う角度からの表現を味わうことで、腑に落ちることもあるかもしれません。


花と共に

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