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寅ちゃんがんばらずにがんばって

毎朝楽しく視聴している「虎と翼」、今週は重い展開。
一緒に法曹界に入った先輩が離脱していく中自分だけは頑張らなければと励む寅子が過労で倒れ、恩師に妊娠を告げると「今は子供のためが母である女の務め」と言われ、さらに勤め先では「子供優先で」と真綿で首を絞められるような形で退職を余儀なくされた上に「戦友」のよねには絶交を告げられてしまう。
つらい。誰も悪くない。神の視点で見ている視聴者は「違うんだよー!」とよねや寅子に言いたいけどそれはできない。そして当時としては女性に対して進歩的な態度の穂高先生も雲野所長も今は「お腹の子供を優先に」と退職を勧めてくる。育休どころか産休制度も確立されていない時代に子供を産んで育てて手が離れた時(それはいつ?)元の職場に戻って退職時と同じように働けるとどう保証できる?
心がぽきっと折れてしまい新聞すら読むのをやめてしまった寅子、これからどうなるのか。

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