「虎と翼」、ここまではっきり主張する朝ドラは初めてかも。だって「内容が政治的すぎる」とか自分の経験(親の家庭では女性は酒を飲まなかった、「男女7人夏物語」では女性が酒をを飲むのは変と描写していた)だけで内容を批判するコタツ記事が出てくるのだから。
と思っていたところで脚本家さんへのインタビュー記事が出て腑に落ちた。
そして「ハンチバック」で芥川賞を受賞した市川沙央さんのインタビュー記事を思い出した。
そう、弁えた控えめで下手に出る態度をして初めて権利を認められるのだ、わかったか的な言説が(すくなくともXでは)はびこるなか、やはり声をあげよう、声をあげるのはこわくても少なくとも自分はそっちには与しないと言う態度は貫きたいと思った。
だって翻訳界に住む端くれとして、「adaptation」の訳が「配慮」はありえんだろ、ふざけるな、ですよ。
わたしも「合理的調整」と言っていこうと思います。