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"助ける"を仕事に。悩みつづけた私が辿り着いた、心から望むはたらき方

今回は、何度も転職を繰り返し、ずっと働き方に悩んできた私にあるオファーが舞い込み、やっと自分の仕事に自信が持てたという話。

販売員、カウンセラー、マーチャンダイザー、バイヤー、

様々な経験してきたにもかかわらず、ずっと自分の仕事に満足することができなかった15年。変わりたいと強く望み、必要としている人の助けになる仕事がしたいと、意を決して2021年に立ち上げた『プロジェクト HELP!』

何もないゼロの状態からスタートし、これからどうなっていくのか見えない不安に押しつぶされそうな時もあったが、2人の女性とのご縁によって、心から望んでいた働き方に辿り着くことが出来た今、これまでで最も満たされた毎日を過ごしている。

私の身に起きたことを、ここに書き留めていきたいと思う。

※※※この記事に至るまでの紆余曲折「ありのままの自分と生きる---私らしいはたらき方」を事前に読んでいただくと、よりわかりやすいかと思います)
https://note.com/reiko_watabe/n/n128c3d104107

私の仕事は、
自分の全てを使って人を”助ける”こと。

「自分の好きな複数の分野で活躍することができる才能」を持つ人のことを”マルチポテンシャライト”と言うが、それは言い換えると、”自分の全てを使って人を助ける人"のことなのかもしれない。

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TEDでも話題になった、複数の転職を見つける働き方『マルチポテンシャライト』

マルチポテンシャライトは、自分の中の様々な「スペシャリスト」を複合化させるようなイメージであり、本の表紙にも、”How to be Everything=全てになる方法"と書いてある。

2021年に私が立ち上げた「プロジェクトHELP!」は、この変幻自在なマルチポテンシャライトには最適な新しい仕事のスタイルで、”自分の出来ることを全て捧げて誰かの役に立つ”というのが特徴。

人手や方法が無く困っている人や、ちょっと誰かの後押しや手助けが必要な人の役に立つことが出来ればそれで仕事が成り立つので、どんな依頼や解決策でもOK。自分を窮屈な働き方の中に押し込める必要がなく、これまで一つの仕事を長く続けられなかった人には、合っている方法だと言えるだろう。

さらに特筆すべきは「こうあるべき」「こうするべき」の義務的な仕事から解放されること。誰かを助ける方法は答えが一つではないし、また、”助ける”ということは、あくまで依頼相手と”一緒に”解決に向かっていくということ。実に共創的で、クリエイティブな仕事をすることが出来る
この「助ける」というしごとは、まさにEverything=全てになることができるのだ。

「プロジェクトHELP!」で受けた依頼で、私はこれまでこんな人になってきた。

「子どもの体験教室にアテンドする人」
「将来を考え、企画する人」
「英会話を教える人」
「似合う服を教え、選ぶ人」
「思いを聞き出し、それを文章に起こす人」
「インテリアを考え、キレイにする人」
「カフェで他愛もないおしゃべりをする人」
「転職の相談に乗る人」
「キッチン周りのいい導線を考え、整理整頓する人」
「新規事業の屋号名を考える人」など

もちろん全て、依頼者と”一緒に”取り組んできた。
思い返してみると、どれもとても楽しく、何て素晴らしい経験だったのだろうと思う。

私を助けた、2人の女性

昨年このプロジェクトを始めてから様々な依頼を受けたが、同時に、「これからどうなっていくのだろう」という一抹の不安もあった。手探りの状態で始めて、相談内容も一件ずつ違うので、ひとつひとつに価格設定を設けることや、この人にはここまでするが、この人にはここまでする、というようなボーダーラインを引くことが難しく、葛藤する日々が続いていた。

そんな日々が続いていた昨年の12月、ひとつの奇跡のようなオファーが舞い込んだ。

「プロジェクトHELP!」に、定額、今っぽく言うと"サブスク"という形で依頼をいただのだ。

これまでは単発依頼ばかりだったのだが、この1月から月契約でお仕事を任せていただけることになった。こんな形で自分のプロジェクトが進化するとは、思いもしていなかった。

定額でのお仕事をくださったのは、藤沢市にある、美容サロン「サニーヒルズ藤沢」の代表・藤原静代さんだ。

藤原さんを紹介してくれたのは、自身もママであり、美容のプロ(アイリスト・ブロウアーティスト)としても活躍する友人のむっちゃん。彼女が働くサニーヒルズの代表である藤原さんに、「こんなことを始めた友だちがいる!」と、私のプロジェクトを紹介してくれたのが始まりだった。

プロジェクトHELP!を知った藤原さんは、「一人で頑張らず、みんなで頑張ろう!」とチャンスをくださった。これがどんなに心強かったことか。

私はサニーヒルズの新規事業部門で、インテリアやリサーチなど、”自分の得意を全てやる!”というまさにHELP!のコンセプトそのままに、仕事をさせていただけることになった。

藤原さんは「ママ応援型サロン」として、子どもを預けなくても通える託児所付きの美容サロンを経営。スタッフも、子育てでブランクがあっても頑張りたい女性たちが多数活躍している。サロンは、明るい声が飛び交いながらもホッとするような、陽だまりのような場所だ。

藤原さんがサロンを託児所付きにしたのには理由があり、自身が仕事をしながらもほぼ一人で3人の子どもの子育てをする中で、”ママが自分の時間を作るためには、必ず預け先が必要である現状”を何とかしたかったからだという。

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サニーヒルズ藤沢の店内。ママたちは保育士さんに子どもを預け、安心してサービスを受ける事が出来る。
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働く藤原さん

藤原さんもむっちゃんも、子育てをしながら、経営者・技術者・ママ・妻など、何足ものわらじを履く。(女性はマルチタスクをこなすのが上手!)いくつも役割があるということは、全てのシーンにおいて誰かを気遣い、喜ばせ、助けているということ。本当に凄いことだと思う。

女性たちの「こんな場所が欲しかった!」を実現させたサニーヒルズ藤沢は、湘南で愛される人気サロンとなり、さらに昨年は「再出発したい女性を応援したい!」と、美容の技術や起業について学ぶことのできる、アカデミーが誕生した。

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藤原さんとむっちゃんが立ち上げたever after woman academy
ever afterは”これからもずっと”という意味で、生徒さんの永い幸せへの願いが込められている。
私はインテリアやリサーチ、SNSの画像作成のほか、"出来ることは全て"担当させてもらっている
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左から私、藤原さん、むっちゃん

私が望んだ「助ける人」としての働き方は、普段からそれを当たり前かのようにやっている、2人の女性が実現させてくれたのだ。

「プロジェクトHELP!」は、
誰がどこにいても出来る。

自分の得意なことで、どんどん人を助けていく「プロジェクトHELP!」は誰がどこにいても出来る働き方だ。制限や制約もなく、働き方もやり方も自分で創造していけばいい。
必要なのは、助けになりたい、喜んでもらいたいという気持ちだけ。

例えば外出が難しい人のスーパーのお買い物を代行してもいいし、
忙しくて食生活が偏っている人に得意な料理を提供してもいいし、
誰かと話したい人の話し相手になるのもいいし、
パソコンが苦手な人にやり方を教えてあげてもいい。

会社員時代は、あまりに多くのタスクを抱えていたため自分が何のために働いているのかがわからなくなる時がよくあって、日によってモチベーションの差が大きかった。

一方このプロジェクトはどんどん人の喜ぶことだけを実行していけばいいので、飽きることがない。さらに取り組んでいく中で自分のスキルがUPすれば、助けになれる可能性が倍増していくのだから、どんどんやりがいも大きくなり、働くことが楽しくなっていく。

ひとりで無理をしすぎて病んでしまう人が多い現代で、"助ける"ということに対価が払われ、経済として成り立っていくことに、私はとてつもない希望の光を見出している。

2022年も自分が住みたい社会を作るために、大切な誰かのために、かけがえのない自分のために、どんどん人を助けていきたいと思う。

【information】

プロジェクトHELP!
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reikoの他プロジェクト
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わたべ れいこ / パーソナル キュレーター
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