自閉症の長男、中学校に行く➄
中学校3日目の朝、初めての自転車登校。
息子と仲良しの友達と2人での登校だ。
この友達がいなかったら、息子は朝から登校することができなかっただろう。
「智也が一緒に行かないと泣いちゃうから。」
そんなことを先生に言って、朝から登校することを決めたと聞いて、嬉しくなった。
友達を思いやる気持ちが、息子の行動に繋がっている。
他の子を思いやれる子で良かった。
7時40分、元気に家から出発。
顔も明るい。大丈夫だ。
日々の1つ1つに息子の成長を噛みしめる。
一喜一憂してはいけないのかもしれないけれど、それでいいや。
給食は食べずに11時40分、3校時で帰ってくる。
ゆっくり、自分のペースでいこう。
12時10分。
「ただいまー。」
ちょっと疲れた様子で帰ってきた。
でも、学校に行ったという達成感で声も明るい。
お昼ご飯を食べて、お昼寝タイムに突入。
気疲れもするし、疲れたのだろうとそっとしておく。
慣れるまで大変だけど、頑張っていこうね。
さあ、明日はどうかな?