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♯猫の詩 家猫だった

早く1日が終われ

そんな風にして過ごす日に
何の意味があるだろう

すっかり寒さに弱くなった私の
足の感覚はもうない
まるで自分じゃないような何かが
そこにある

こんなに寒いのに
まだ寒い
でも
どんなに寒くても
寒いと言う言葉しか知らない私は
寒いということしかわからない

寒い寒い寒い

その言葉を繰り返し
重ねながら

それでも進む

わざわざ誰もいない道を選ぶのは
比べられたくないから
誰かじゃない
自分自身に

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