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夢見る叔母でいてもいい?

 先日、プリクラの機械の側を通りかかったので甥っ子を誘ってみました。

「一緒に撮ろうか?!」

「いや、いい。」

ですよねー。断られないはずがないとは思ったよ。ダメ元で誘ったんだよ。


 また別の日。甥っ子の身長がどこまで伸びるか?という話になった。

甥っ子「180センチくらいあればいいかなー。」

韓国ドラマにハマって小顔で長身のイケメン好きになってしまった私は、こんなリクエスト。

「えー!185センチまで頑張ってー!そして、いつか私をお姫様抱っこしてー!」

※「愛の不時着」のヒョンビン様の身長が185センチ

甥っ子「・・・。」

無視かよっ!!


凹む私を見た夫がすかさずフォロー。

「大丈夫って。いつかしてくれるよ!育ての親なんやけん。」


今振り返ってみても、なんて滑稽な会話なんだ?と思うけど、半分冗談で、半分本気。

よく母親にとって、息子は恋人のような存在というけれど、それが甥っ子であっても、時にそんな錯覚に陥る瞬間があるようです。

夫の言う"いつか"について考える。いつだろー?そんなこっぱずかしい事をやれるとしたら結婚式くらいじゃないか?!

いつの日か甥っ子の結婚式で、お嫁さんを尻目に私をお姫様抱っこしてくれないかなー。と妄想に浸る、相川七瀬さんの「夢見る少女じゃいられない」世代の夢見る叔母ママです。

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山口玲香
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