【ありのままがあるところ】生き方、在り方、価値観を揺さぶられる一冊
これは、生き方、在り方、価値観を揺さぶられる一冊だ。
「あるがままがあるところ」を読み始めて、
新年早々、自分自身の他人に対する態度を振り返り、何を基準にして生きているかを見直すことになった。
子育てをしている方、教育に携わっている方、指導や支援に携わっている方、組織の中で管理職をされている方には、ぜひ、読んでほしい。
大人が子どもに対して、
職員が障害のある利用者に対して、
社会の中で生きていくために、「必要なこと」を身につけさせようとする。
それは、相手の「幸せ」を願ってのことだ。
しかし、その「幸せ」は、本当にそうか?
その「必要なこと」について、本当にそうか?
と、著者の福森伸さんは問いを投げかける。
障害のない人が、組織の中で、居心地の悪さを感じたり、息苦しさを感じるのはなぜか。
不安に駆られて、何かを求めて、行動するのはなぜか。
重度の知的障害者の生き方、在り方を見て、問い直してみると、見えてくるものがある。
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