見出し画像

【英語学習のネタ】冬ごもりにオススメ:初中級からチャレンジできる洋書

こんにちは。
英語コーチの永木れいかです。

英語を教える仕事をしていると
「何かいい教材ありませんか」
と聞かれることがあります。

逆に
「面白い教材ありましたよ」
と教えてもらえることも多い。

【英語学習のネタ】では、
今の英語レベルなどをあまり気にせず、
「いつもと違うことやってみようかな」
と気軽に取り組めるネタを紹介します。

せっかくなので英語学習者さんに
教えてもらったものを中心に。

「みんな色々試してるんだな」と
刺激になるのでは!と思います。

Enjoy!


札幌では昨日の夜、雪が降りました。普段はオンラインなので天気は気になりませんが、今日は日本語学校での授業だったので、滑らないように最新の注意を払って出かけました。

こういう天気になってくると、ぬくぬく読書するのが1番いいですね。そこで今日は、オススメの洋書をご紹介します。

英語学習者向けではなく、一般向けの本を。おすすめポイントは、

英語ネイティブじゃない著者

人生を書いたノンフィクション

翻訳されたのではなく、もともと英語で書かれた本です


著者が英語ネイティブではないと言っても"正しい"英語で書かれています。読みやすい平易な英語です。より多くの人に伝えたい、と考えて英語で書くことにしたのかな、と思っています(実際はどうか分かりませんが…)

ノンフィクションなのも洋書に慣れていない人におすすめできるポイントです。詩的な表現とか、比喩とか"文学的"になると外国語として理解するのは難しくなると感じています。

読書を通して、1人の人生に触れられるって素晴らしいことだなぁ

The Happiest Man on Earth by Eddie Jaku


この本は、わたしが「好きな映画は『Life is Beautiful』です」と言ったら、生徒さんに「では、ぜひこの本も読んでください」とプレゼントしてもらった本です。

アウシュビッツ生存者のJakuさんが、その経験を語っています。

章のタイトルだけでも心に染みる言葉がたくさん

3章:Tomorrow will come if you survive today. One step at a time.
(今日生き延びれば明日が来る。一歩ずつ)

4章:You can find kindness everywhere, even from strangers.
(優しさはあちこちにある、知らない人からだって)

6章:One good friend is my whole world.
(1人の心友は世界を満たす)

7章:Education is a lifesaver.
(教育は人生を変える)

11章:There are always miracles in the world, even when is seems dark.
(世界にはいつも奇跡がある、真っ暗に見えても)

14章:Shared sorrow is half sorrow; shared pleasure is double pleasure.
(分かち合えば、悲しみは半分に、喜びは2倍に)


裏表紙

Life can be beautiful if you make it beautiful.


おわりに

読むたびに「Life is beautiful」と、しみじみする本です。くさくさした気分の時にパラパラとページをめくる特別な本です。

Learning-to-read (読むのを学ぶ)からReading-to-learn (学ぶための読書)への移行にもピッタリの1冊だと思います。

ぜひ読んでみてください。冬の読書を一緒に楽しみましょう!



いいなと思ったら応援しよう!