冥王星水瓶座♒️から見える魚座時代
さてさて。
今回はちょっと先の未来。
冥王星魚座♓️時代に起こりそうな事をお話しようかと。
冥王星、冥王星ってうるせぇな。って思う方もいると思いますが、少しばかりお付き合いを✋️
まぁ、まず「冥王星」という星がいつ見つかったのか?って話なんだけどね。
古代からあるように感じる方も多いんだけど、実際に古典の占星術なんかでは『トランスサタニアン』と言われる『天王星、海王星、冥王星』は使われてないのよね。
ホロスコープ自体も、天動説を元に作成されているから『真円』であるし、かつ『地球がなく天体が動いている』ものになってますよね。
昔は星の動きってのはすべて綺麗な円で描かれている。
なんて言われてた時代だから、黄金比とかってのも生まれたりしたものだしねぇ。
真円が楕円だ。ってなった理由は…
ティコ(月の各部位の名前にも使われている)という貴族の方がね。
秘密裏に天体望遠鏡で観測してたんだけど、助手が欲しい。ってんで、ケプラーという方を呼ぶのよ。
そんで色々と研究を続けてたりしたんだけど、まぁ最初はその論文クラスのデータを誰にも見せてなかったわけ。
こう…手柄を独り占めしようとしたのかな?(笑)
だけど。
ある時、自分よりも身分の高い貴族の方が家に来て、食事をすることになった。
食事をしてて、トイレに行きたくなったティコは変な考えを持つ。
『おしゃべりの途中でトイレに行くなど失礼だよな…』と。
我慢に我慢を重ねすぎたティコは、その方が帰った後にトイレに行くんだけど、もう出ない。
要は膀胱炎みたいな。
それらが原因となって、ティコは急逝してしまう。
『いや、ティコさん?これ、研究どうするんスカ?』ってなったケプラーは、データを見て驚く。
(これ…天体の動きが真円じゃないって?どういうことだ?…待てよ。観測してみるか)
そこからティコの集めたデータと、照らし合わせることで遂に『キレイな真円じゃなくて、楕円に動いてるんだ!だから、天体は逆行する!』ってことに気付くことになるんだけど。
…話がそれ過ぎましたw
それから遡ること、1930年。
一気に進んだな…(笑)
天文学者である『クライド・トンボー』によって、第九惑星の『冥王星』が発見される。
奇しくも発見時は蟹座♋️に位置していた。
この時代、実は『戦争時代』とも言われていて、冥王星が蟹座♋️入りした所まで遡ると、1914年になる。
冥王星が獅子座♌️入りする1939年頃まで、戦争の炎は尽きることがなかった。
で、ここからなんだけど。
実はアメリカでは"禁酒法"が制定される時代でもあった。
よく『愚かなる政策』なんて揶揄されるけど。
実は『悪を根絶するための改革』でもあったのだ。
悪を根絶するため。と聞くと、ほーん。となるが。
じゃあ「蔓延っていた悪」とはなんだったのか?
それは「酒場」での『暴行、乱闘』などである。
この目に見える暴君なる悪を根絶するために、禁酒法は制定されることとなる。
それ以前より、州単体での禁酒法なるものはあったんだけど、拘束力はなかった。
だって、他の州全てが禁酒してるわけではないし、そもそも『お酒は控えましょうね〜』程度だったから。
お酒による家庭内暴力が過激化し、その禁酒への動きが高まったのが『キリスト教婦人禁酒同盟』によるものである。
冥王星双子座♊️時代からその気配は、ジワジワとあったのだがそれを思うと現代社会も似ているような感じはあるよね。
酒場に蔓延る悪=暴力的行為。
これらを結びつけ、お酒そのものを禁止にするのではなく『酒場』の根絶を背景に勢力は、政治へと拡大していき。
1917年『禁酒法制定』が成された。
禁酒法とはいっても、まぁ3%くらいは許してくれるだろう。という風潮が漂っていたのだが。
1919年にボルステッド法が施行され『intoxicating liquors=酔いをもたらす酒類』の製造、販売、輸出入などに加えて細かい条文により拘束力が厳しくなる。
0.5%以上の酒類は認めないドライ派などの動きにより、一度は大統領より拒否権の行使で差し戻されるものの、再審議を重ね可決する。
それによりさらなる悪を生む。
要は密売が盛んになるのだ。
ギャング達の横行だ。
『アル・カポネ』を代表とする様々な暗躍組織が、密造、密売などを行い、警察官の殉職なども多く相次いだ。
(戦争などによる細かい事情は省く)
時代が進むにつれて『禁酒法』という物自体が『悪を助長するのでは?』となったアメリカでは、1933年頃にようやく禁酒法は緩和される。
そのような大まかな時代背景を見ると。
今の時代、密やかに何が迷惑と言われているのか?と必然的に思う。
風から水へ変わったときに、そのような強い『拘束力』を生むのであれば、やはり今の時代もそれがあるはず。
僕はよく考えた。
『タバコ』が今でいう"それ"に当たらないか?と。
時代背景を細かく見た上で、判断して欲しいのだが。
タバコとお酒は似たような背景を辿りそうな気がするのである。
今となっては『お酒』は『安全に飲もう』で済んでいるが、タバコに関してはどうだろう?
『悪』の風潮が高まってきてる。といえないだろうか?
そうなると僕は『次の禁止法』になりえる存在だな。と考えしまうのだ。
そうなれば『水分』であった悪が『空気』である悪へと変化を遂げるのも納得が行く。
私自身、喫煙家でもあるのだが『タバコ=悪』の定義が『タバコを吸う人=悪』になってきていて、ちょっと恐ろしくもなる。
まぁ、そのような風潮を助長した事柄も要因としてあるのだろうけどね。
なので、これから先。
僕らはまた『禁止』という『拘束』と戦っていくことになるだろう。
それは僕の今回予想した事より、遥か上を行くのかもしれない。
だけれども皆が皆『悪』という定義を乗り越え、今の時代を作り上げたという事実は存在している。
黒歴史まみれだった『禁酒法』でさえ『時代と在り方』をひっくり返した。
これらだけではもちろん、全てとは言えない。
が、そこにある『善』にも目を向けて欲しいのだ。
あなたが思い描く未来にも、必ずと言っていいほど『善悪』は付き纏う。
その中で『あなたが見出す未来』とはなんなのか?
それを深く心に思って、中秋の名月に『未来』を見て欲しい。
どんな人間でさえ、間違いはある。
時代でさえも間違える。
あなたの間違いは『全て』じゃないんだぜ。
そんな月の夜に…乾杯🥂
では、また👏
【 余 談 】
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あなた自身の幸せを掴めるお手伝いができたら幸いです👍️✨
*風の占星伝道師*空 澪志*