信頼をひとつずつ積み上げていこう
自分を信頼した分だけ相手のことも信頼できます。
「あの人のことを100パーセント信頼しています」
そう思っていても、自分のことを50パーセントしか信頼していなかったら、相手のことも50パーセントしか信頼できないものです。
信頼できない人の言葉って、信頼できないですよね。
それと同じです。
自分を信頼していなければ、自分の言葉も信頼できません。
人を信頼するというのは、「あの人を信頼する」と思っている自分を信頼することだからです。自分を信頼していないと、自分のことを疑ってしまうため、自分のことも他人のことも信頼できません。
他人を信頼するためには、まずは自分を信頼することから始めましょう。
では、自分を信頼するにはどうしたらいいのでしょうか?
まず大切なのは、信頼をするかしないかで考えないことです。
信頼をするかしないかで考えてしまうと、なかなか信頼できません。
いわゆる0か100かで考えることですね。
信頼できないが0で、信頼するが100です。
間にあるはずの1〜99が抜けている状態です。
この考え方は手放しましょう。
これだと、0の次が100なので大変です。
信頼するかしないかって、スイッチのONとOFFのようにかんたんに切り替えられるものではないですよね。
0と100の間には1〜99があります。
ここを意識することで積み上げていくことができるようになります。
今、自分のことが信頼できないって思ったとしても、そこにはどれくらいなら信頼できるのかという幅があるはずです。
30くらい信頼できるのか、それとも50なのか、70なのか。仮に自分のことを30しか信頼できないとしても、そこから31、32、33とひとつずつ積み上げていけば大丈夫です。
あなたは、信頼を0か100かで考えてしまっていませんか?
そう考えてしまうと、信頼が30でも50でも70でも、100でなければ0になってしまいます。
間には1から99があります。
信頼をひとつずつ積み上げていきましょう。
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