人と分かち合う喜び
人生の喜びの中でも特に大きいのは、人と分かち合う喜びだと思います。美味しいものも、自分ひとりで食べるよりも、誰かと分かち合って食べた方が喜びは大きいです。
人はひとりでは生きていけません。生きていくには誰かとのつながりが必要です。なので、人と分かち合うことについては自然と喜びを感じるようにできているのかもしれません。
人と分かち合うって聞くと、どこか自分が損をした気分になる人もいるかもしれません。人と分かち合わずに自分ひとりで独占すれば、100パーセントの喜びを自分のものにできるはずなのにと考えるからです。
だけど、それを誰かと分かち合うと、50パーセントずつになってしまうような感じがして、そこに損をしたって感じるんですね。
でもそんなことはありません。人と分かち合うと喜びがさらに増えます。仮に誰かと50パーセントずつになったとしても、ひとりで独占した喜びよりも全然多いです。
人と分かち合う喜びの最たるものはプレゼントです。選ぶのも喜びだし、渡すのも喜びです。相手が喜んで受け取ってくれたら、さらにこちらも嬉しくなります。
人生は人と分かち合うことで、どんどん豊かになっていくんですね。