くしゃみができるだけで幸せ
今日は花粉症がひどいです。
鼻水は止まらないし、目はかゆいし、息も苦しい。
くしゃみなんて100回以上したと思います。
耳鼻科が激込みで受診できなかったので、薬局で買ったクラリチンを数日前から飲んでいます。
そのおかげなのか昨日までは平気だったんですが、今日は花粉症の症状がもろにきましたね。薬を飲んでいなかったらもっと酷かったのでしょうか。そう思うと怖くなります。
それでは本題です。
今日はくしゃみができることに幸せを感じたというお話です。
何があったのかというと、実は去年の末から今年の頭にかけて、体調が悪かったんです。自律神経の乱れだと思いますが、うまく呼吸ができなくなってしまいました。
なんか常に息苦しいんです。
息を吸おうとするんだけど、肺には酸素が入っているような感じがして、うまく吸えないんです。
深い呼吸ができないんですね。
くしゃみが出そうになっても止まってしまいます。くしゃみをするときって最初に大きく息を吸い込みますよね。それができなかったんです。
なんとか浅い呼吸をしているような感じでした。
人ってご飯を食べなくても、水を飲まなくても数日は生きられますが、呼吸だけは数分できないだけで死に至ります。
なので、呼吸がうまくできないのってものすごく恐怖なんです。その恐怖がますます不安を増幅させます。
ほんの1ヶ月半くらい前の話なので、こうやって書いているだけで、当時のことを思い出してきて怖くなります。
実際、肺や心臓に何か異常があるのではないかと思って、呼吸器内科に行って診てもらいました。呼吸器に異常はなく、精神的なものではないかと言われました。
「空気はしっかり吸えているから大丈夫だよ」って言われて、ものすごく安心したのを思い出します。呼吸なんて子どもでも赤ちゃんでも普通にできることなのに、大人の自分が普通にできなくなるなんて不思議です。
病院で気持ちを落ち着ける漢方薬を処方してもらい、飲んでいるうちに少しずつ楽になっていったような気がします。
そういえば、ハーブティーを飲み始めたのも、この呼吸がうまくできなくなったのがきっかけです。夜になると不安が大きくなっていたので、その不安を解消するために飲み始めました。
まだ完全ではありませんが、今はだいぶ良くなったと思います。
そんなことがあっての今日の花粉症です。
くしゃみが止まらないのは辛いですが、あのときできなくなったくしゃみが何度もできていることに、妙な幸せを感じました。
くしゃみが出る前に大きく息を吸い込むと、「あっ、息が大きく吸えてる」って嬉しくなります。人って不思議なもので、たかがくしゃみでも幸せを感じられるんですね。
喉元過ぎれば熱さを忘れるって言いますが、忘れちゃいけないですね。
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