自分とつながっていなければ人とつながれない
人間関係は近い関係ほど大切です。
あいさつ程度のご近所さんよりも、家族との人間関係の方が大切ですよね。
では、いちばん身近な人間関係は誰との関係なのでしょうか?
パートナーではありません。
実は自分なんです。
まずは自分との人間関係があって、そのうえで周りの人なんです。
自分とつながっていなければ、人とつながれるはずがないです。
あなたは自分との人間関係は良好ですか?
自分のことって自分がいちばんわかっているようでいて、実は意外とわからないものです。
好きなことがわからない、やりたいことが見つからない、こういうのって自分のことがよくわかっていないということかもしれません。
以前コーチングを学んでいたときに、まず自己理解と教わりました。
自己理解があって他者理解、この順番が大事です。
何か問題が起きたとき、「どうすればいいか?」って考えると思いますが、最初に考えるのは、「どうしたいか?」なんです。
目の前の問題の解決は、自分がどうしたいかによって変わります。
「晩ごはんに何を食べたらいいか?」って友だちに聞かれても、「何食べたいの?」って聞き返しますよね。そこで「カレーが食べたい」って返ってきたら、「じゃあカレーにしなよ」ってなります。
まず自分とつながりましょう。
自己理解を深めましょう。
自己理解を深めるには、自分の感情を意識するのがいいそうです。
「今、自分は何を感じているだろう?」
こんな感じの質問を定期的に自問してみましょう。
自分の思考を意識するのは大切ですが、感情を意識するほうが大切だと思います。人とつながるのって、思考ではなく感情だからです。
普通に仕事をしていると、どうしても感情は邪魔になってしまいます。
思考優位になってしまうんです。
感情は筋肉と一緒で、使わないと衰えていきます。
最近イライラしなくなったなぁと思っていたら、実は喜びも感じていないかもしれません。
自分の感情とつながった分だけ、人とつながれます。