次は自分の番だ！

あなたは友人の成功を心から喜べますか？
もちろん喜べますよね。

本当でしょうか？

表面的には喜んでいても、心の奥底に何か嫉妬や妬みのような感情はないでしょうか。ちなみに、もともと自分よりも優秀な友人が成功した場合は喜べると思いますが、そうでない場合の話です。

例えば、いつもの練習では必ず自分が勝っていたのに、本番では友人が金メダルで自分は4位みたいな感じでしょうか。他にも、どう見ても自分よりも異性にモテなさそうな感じなのに、素敵なパートナーができたとか。

どうでしょうか？

嫉妬や妬みがある人もいれば、ない人もいるでしょう。嫉妬や妬みといった感情があること自体は問題ありません。むしろ、本当はそういう感情があるにも関わらず、ないフリをしている人の方が問題です。

何が問題かというと、自分に嘘をついていることになるからです。感情は見ないフリをしてもなくなりません。心の中に残ります。そうするといつまでもその感情に振り回されることになります。

そもそも見ないフリをするということは、その感情が悪いものだと思っているからです。感じてはいけない感情だと思っています。たしかに、嫉妬や妬みは一般的には悪い感情かもしれません。だけど、決して感じてはいけないものではないと思います。すべての感情を大切にしてあげてください。

ちなみに、友人の成功に対して嫉妬や妬みを感じるということは、自分が成功したときにも、誰かにそう思われると思っています。人からそう思われるのって嫌ですよね。できれば嫉妬されたくないものです。

では、どうすれば嫉妬されないのか？

成功しなければいいんです。そうなんです。友人の成功に嫉妬や妬みを感じる人は、実は自分の成功を遠ざけているんです。それってマズイですよね。

じゃあ、どうしたらいいのか？

まずは嫉妬や妬みを受け入れることが大切だと思います。素直に感じれば感情はスーッと消えていきます。まずはそうやって感情を手放していきましょう。その上で、考え方を少し変えていきます。

友人の成功というのは、次は自分の番ということなんです。類は友を呼ぶと言いますが、友人というのは似ているところがあります。その友人が成功したのであれば、次は自分の番だというのも間違ってないと思いませんか。

友人の成功を素直に喜べない場合は、まずはそのネガティブな感情をしっかりと感じて、手放しましょう。その上で、次は自分の番だと考えてみましょう。もちろんタイムラグがあるので、すぐにというわけにはいかないかもしれませんが（笑）