夢を描くリハビリをしよう
はっきり言って僕は夢を描くのがヘタです。
なんていうか、未来を考えようとすると頭の中が真っ白になってしまうんです。今はだいぶマシになったようには思いますが・・・
想像力がないのか、現実的な性格のせいなのか、それとも向いていないのか、以前の僕は自分には何が足りないんだろうとずっと思っていました。
ちなみに夢を描くのに、向き不向きなんてあるんでしょうかね(笑)
普通に考えると、夢というのはその人の個人的なものなので、向き不向きはあんまり関係なさそうです。
「僕はどうして夢を描けないのか?」
「僕には何が足りないのか?」
こんなことをずっと考えていたわけですが、実は原因はここにあったんですね。
どこだと思いますか?
向き不向きではありませんよ(笑)
どこかというと、「足りないところをずっと考えていた」ということです。僕は自分には何が足りないのか、どこがダメなのかと足りないところばかりを探していました。
人の思考って不思議なもので、フォーカスしたものを探し出すようにできているんですね。
なので僕は、想像力がないとか、夢を描く資格がないとか、まだ早いとか、向いてないとか(笑)、そんなことばかり思っていました。
夢を描けない原因ばかりを一生懸命探していたんです。そこにエネルギーを集中していました。そのおかげで、原因がいっぱい出てきました。
これらをひとつずつ潰して行かないといけないのかな?って考えたら、気持ちも萎えてきます。こんな状態では夢を描けないのも当然です。
そうなんです。
向き不向きではなく、エネルギーの向け先が間違っていたんですね。
自分の足りないところを探すエネルギーを夢に向けていたら、今頃かなり上手になっていたと思います(笑)
結局のところ、未来のことを考えていなかっただけなんです。いざ夢を描こうと思っても、自分の足りないところを探す達人になっているので「そうは言っても無理じゃね?」という気持ちが自分の中から出てくるんです。
なので、思いつかない!ってすぐに諦めていたんです。
じゃあどうしたらいいか?って話ですが、個人的にはリハビリが必要かなって思っています。夢を描くリハビリです。練習と言ってもいいかもしれません。
自分の足りないところを探してしまうというのは、時間をかけて身につけてきた僕の思考のクセなので、時間をかけて手放していく感じでしょうか。
夢を描いてみる、自分には無理、また夢を描いてみる、自分には足りない、さらに夢を描いてみる・・・
こんな感じ?
ケガして動かなくなってしまったところでも、リハビリしていくとだんだんと可動領域が広がって行くのと同じようなものだと思います。
いつか人並みに夢を描けるようになるかもしれない。それどころか自分の足りないところ探しは達人の領域に達したので、夢を描くのも同じくらい達人になれるかもしれないですね(笑)
ちょっとワクワクしてきました。