なぜ人を信頼できないのか?
人を信頼するって、ある人にとっては当たり前で簡単なことですが、またある人にとっては難しいことでもあります。
人を信頼したいと頭では思っていても、感情的についてこないということもあります。
なぜ人を信頼できないのでしょうか?
今回は僕の実体験から3つに分けてお伝えします。
自分が傷つきたくないから
人を100パーセント信頼すると、万が一裏切られたときに言い訳ができません。もし70パーセントの信頼にしておけば、30パーセントは怪しいと思ってたんだよね〜と言い訳ができます。
この言い訳というのは、誰かにするわけではなくて、自分で自分を納得させるためのものだと思います。要は逃げ道ですね。
僕は警戒心が強く、人に心を開くまで時間がかかるタイプです。今でこそ多少マシにはなったと思いますが、まだその要素はあります。
どこか人に対する疑いを残しておくようなところがあります。深いところで自分は裏切られるとか、捨てられるとか、自分が傷つくことを確信しているのかもしれません。
人を信頼しない方がメリットがあるから
もしかしたら、人を信頼しない方がメリットがあると考えていませんか?
自分が傷つきたくないというのもそうですが、人と深く関わらなくていいとか、さみしい思いをしなくていいとか、人を信頼しないことでどんなメリットを得ているのかを考えてみましょう。
たとえば、人を信頼しなければ深い関係にならずに済みます。信頼している人に嫌われるとショックが大きいですが、そこまで信頼していない人であれば、たとえ嫌われたとしてもそこまでショックは大きくないです。
メリットがあるというよりは、人を信頼することによるデメリットを避けているともいえるかもしれません。
必ずしも人を信頼しなければいけないわけではありませんが、今のままでは人を信頼することで得られるメリットを得ることができません。そこは考えてみてもいいでしょう。
思考が0か100になっているから
人を信頼するかしないか、もしかしたら思考が二者択一になっていませんか?
信頼というのは、するかしないかであって、その中間はない。たとえ90パーセント信頼していたとしても、残り10パーセント信頼していないのであれば、それは信頼していないということなんだと。
たしかにそういう考え方もあります。
だけど、これだと辛いです。僕も0か100かで考えてしまうところがあるのでわかりますが、この考え方だと人を信頼するのはかなり難しくなります。
どれだけがんばっても1パーセントでも疑いがあれば、信頼できないってなってしまうからです。
思考をほんのちょっと変えてみましょう。0か100ではなくて、0から100です。0と100の間には1から99があります。
50パーセント信頼できるなら、次は51パーセントを目指しましょう。それで大丈夫です。大丈夫なんて偉そうに書いてますが、自分に言い聞かせているだけです(笑)