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書道教室の選び方―幼児・小学生編―

このnoteでは、
✅お子様の教室選びを迷っている方
✅どのように探したらよいか分からない
そんな方に向けた内容を投稿しています。


おすすめのポイントは4つ

  1. 先生で選ぶ

  2. 会派で選ぶ

  3. 月謝で選ぶ

  4. スタイルで選ぶ

まず初めに、「字が綺麗に書けたらいいな」「何か習い事をさせたいな」
そう思った時、みなさんはどのようにして先生や教室を探しますか?
お友達が既に習っていて、先生や教室の雰囲気が分かる場合を除いて、今の時代はインターネットで検索する場合がほとんどではないでしょうか。

【書道教室 〇〇県 △△駅】など、居住エリアで検索をかけるとたくさんの検索結果が表示され、何を基準に選べばいいか分からなくなることはありませんか?

書道経験がある保護者の方でも、ご自身が子どもの頃、なぜその先生に習うことになったか、知っている人はどのくらいいらっしゃるでしょうか。


教室選びの決め手の一つに【家から近いこと】があると思います。
でも、子どもが一人で通える範囲にたくさん教室があったら?
とても迷いますよね。
そこで、選び方のポイントを4つに分けて詳しく紹介します。

POINT.1 先生で選ぶ

私が一番大切だと考えているのは、「先生選び」です。
まずは体験教室へ行き、先生の雰囲気や指導方法を体験する方法がおすすめです。
✅先生の指導方法がお子様に合うか
✅先生の字・作風が好みかどうか
 芸術的なことが分からなくても大丈夫!
「こんな字が書けるようになりたいな、この先生の字が好きだな~」でOK!
保護者目線・お子様自身の目線の両方で確認してみてください。

実は書道の先生になるには特別な免許状や資格は必要ありません。
どこかの会派(後述します)に所属している場合、そこで師範の資格を取り、教室を開くことがあります。
ですので、その先生の字や作風は所属している会派のスタイルとも言えます。
いろんな経歴を持った先生がいらっしゃるので、ホームページなどがあればプロフィールを参考にして、複数の先生の体験教室へ行ってみることをおすすめします。

POINT.2 会派で選ぶ

先生の雰囲気が分かったら、先生の会派を確認してみることをおすすめします。
茶道や華道で「流派」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
書道では一般的には「流派」より「会派」を使うことの方が多いです。
書道では大きく分けて2つのジャンルがあります。
①教育系
②芸術系
私は3つの教室に通ったので、教育系で1教室・芸術系で2教室通いました。
(この経験はいずれnoteにまとめたいと思っています。)
教育系・芸術系では先生の教え方や学べる内容が全く違いますし、使っている競書も異なります。
書道教室に通い始めると、先生が所属している会派の競書(きょうしょ)というテキストを使って学ぶことになるので、体験教室ではどういった競書を使っているかも教えてもらうと良いと思います。
会派によって異なりますが、月に1度~2か月に1度のペースで競書が発行され、そこにお手本、昇級・昇段試験の成績、課題の優秀作品などが掲載されています。
小学校高学年・中学生などの作品も掲載されているので、通い続けた場合の数年後のイメージがしやすいのでおすすめです。

POINT.3 月謝で選ぶ

毎月かかる月謝も大切なポイント。
幼児〜小学生の場合は月3〜4000円くらい。
それ以外に硬筆用の鉛筆・かきかた用紙、毛筆用の半紙・墨、競書代がプラスになります。
子どもの場合、月謝以外にかかる費用はさほど高額ではないですし、スタートするときに道具を一式揃えることも少ないので始めやすい習い事です。
月謝以外にかかる費用もあるので、年間でどのくらい費用がかかるのかを確認しておくと安心です。
✔展覧会に出品している教室なのか
✔書写技能検定試験を受験する教室なのか
➡それらにかかる費用はどのくらいなのか

POINT.4 スタイルで選ぶ

書道教室には様々なスタイルがあります。

■教室の形式■
✔個人教室
✔カルチャーセンターが運営している教室
✔学習塾が運営している教室
✔オンライン教室

■受講人数■
✔マンツーマン
✔少人数制
✔10数名程度

■指導内容■
✔硬筆と毛筆が半々
✔隔週で硬筆と毛筆の週が分かれている

■指導方法■
✔競書のみで指導
✔学校の教科書を持ち込み可
 (学校の授業の予習ができる)

教室の形式もクラスの人数も指導方法も様々。
POINT①・②と合わせて、どのような方法がお子様に合っているか、どんな風に習いたいかをイメージして選ぶといいと思います。


書道では、一度習い始めると、会派を変えることは滅多にありませんので体験教室にいくつか行ってみて、ぴったりの教室を見つけてくださいね。

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