「琵琶湖デカい!」と思ったら10分の1以下しか見えていなかった
京都に行ったついでに大津まで足を延ばして琵琶湖を拝みました。
実は琵琶湖を生で見た記憶はほとんどないので自分の中で勝手に琵琶湖のイメージを作り上げていたのですが、実際に見ると「やっぱり日本一の湖はデカいな…」というのが率直な感想でした。
しかし、私が見た琵琶湖は下記の写真の範囲(湖畔のホテルの窓から撮影)で、地図で改めて確認すると何と実際の琵琶湖は10倍以上も広いことがわかりました。
地図で見るとこんな感じです。
「百聞は一見に如かず」とはよく言ったもので、いくら伝聞知識で琵琶湖の大きさを想像できたとしても、実際に見ると自分のイメージを遥かに超えていたということがあります。
そんなわけで、人に何かを教えるときは必要な情報を与えれば相手は正しくイメージしてくれるとは思わないほうがいいと痛感しました。
例えば「この手順を守らないと大きな事故につながるよ」と言われても、それがどのぐらい恐ろしいことなのかは経験していないと正しく認識できないと思います。
教える方は「これぐらい言えば危険性をわかってくれるはずだ」と考えますが、教わる方は「そこまで大げさじゃないよな」と思い込んでしまうことがあります。
実際に事故が起きたときに「こんなはずじゃなかった」という話をよく聞きますが、経験していないことは実感が沸かないのである意味仕方ないことかもしれません。
もちろん何事も経験させるのが一番ですが、事故の経験はさすがに難しいので、教える方が「どんなに情報を提供しても相手は正しく認識できない」という前提で説明したほうが良いと思います。
人に物事を教えるのはそれぐらい難しいことですから。
今回もお読みいただきありがとうございました