11月23日は「牡蠣(カキ)の日」でもあります
日本では11月23日は勤労感謝の日ですが、実は「牡蠣(カキ)の日」でもあります。
2004年に全国漁業協同組合連合会が制定したそうですが、おそらく一般的にはほとんど知られていないと思います。
私は生牡蠣が大好物の一つですが「牡蠣の日」を知ったのはまったくの偶然で、9年前の11月23日にたまたま近所のオイスターバー(生牡蠣が食べられる店)に入ったところ、生牡蠣がびっくりするような安い値段になっていたので初めて「牡蠣の日」の存在を知りました。
それから毎年の11月23日は必ずそのお店に行って生牡蠣をたくさん食べるのがわが家の”恒例行事”になり、気がついたら9年連続で通っていました。
基本的に1年に1回しか現れない客なのに店長さんは私たちのことを覚えて下さり、食べに行くと店長さんから「1年間早いですね~」と挨拶されるのが定番ですが、お店の雰囲気はずっと変わらないのでこちらも1年経った感覚は無く、つい数か月前に食べに行ったような感覚です。
普段もお手頃なお値段で美味しい生牡蠣が食べられるお店なので、たまには牡蠣の日以外の日に食べに行こうと思っているのですが、どうこうしているうちにあっという間に1年がたってしまったという感じです。
(1回だけ牡蠣の日以外の日に行ったことがあるのですが、店長さんに「あれ?今日は珍しいですね」と言われました)
そんなわけで今日も1年ぶりの訪問になりましたが、例年と同じようにワインを飲んで生牡蠣を食べると「あ~、今年も平穏無事に1年が過ぎ去った~」というほっとした気分になります。
特にこの2年間は飲食店にとっては本当に厳しい環境で周辺には閉店した店も多いのですが、昨年も一昨年もこのオイスターバーは変わらずに営業していたので本当に安心しました。
店長さんも私たちの顔を見ると嬉しそうに挨拶してくれるので、もしかしたら店長さんも「あのお客さんは今年も来てくれた」という安心感があったと思います。
この先も毎年11月23日はそのお店に通い続けると思いますが、世の中が急速に変わり続ける中で「いつも変わらない安心感」というのはむしろ貴重なものかもしれません。
そんな「いつも変わらない安心感」を改めて実感できた今年の「牡蠣の日」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。