「REICOの読書日記」No48
4C速読法 9「人生で起こること すべて良きこと」
田坂広志著 2015年
②1.人生において「成功」は約束されていない。
しかし、人生において「成長」は約束されている。
何があろうとも、人生において「成長」は約束されています。成長していくための「心の技法」を掴んでいれば、いかなる逆境がやってきても、それを糧として我々は「成長」していけるのです。ーーーーー
その「心の技法」の第一は、「逆境観」を定めることです。
「逆境観」とは、人生において、苦労や困難、失敗や敗北、挫折や喪失といった「逆境」に直面したとき、その「逆境」を、どう受け止めるか、どう捉えるかという心構えのことです。ーーーー
「逆境」というものを、肯定的に受け止め、前向きに捉えることです。
2.何が起こったか
それが我々の人生を分けるのではない
起こったことをどう解釈するのか
それが我々の人生を分ける
3.人生において、「不運な出来事」や「不幸な出会い」と思えるものが与えられたとき、その出来事や出会いに「正対」するためには、まず
人生で起こること全てに深い意味がある
人生で出会う人全て全てに深い縁がある
という言葉を、心に抱くことです。ーーーーー
そして「起こった出来事」や「出会った相手」を心に浮かべ、ーーー姿勢を正し、呼吸を整え、心を鎮め、ただ、「有り難うございます。」と心の中で唱えることです。ーーー
「心」が「言葉」を発するのではない
「発した言葉」が「心」を変える
すなわち、まず「言葉」で感謝することによって、いや、感謝してしまうことによって、同じ方向に「心」が動き「エゴ」の叫びが静まっていくのです。
③2.の「起こったことをどう解釈するのか」が大切であるというのは、いろいろな本を読んでいると共通してでてくることだな、心がけよう!と思いました。
また、3.の少し前にも次のような「技法」がでていましたが、一度やってみようと思いました。
好きになれない人に対しては
心の中でその人の顔や姿を思い浮かべ
ただ、「有り難うございます」と祈る
それだけで「嫌悪感」は薄らいでいく
④アップル・コンピューターの創業者、スティーブ・ジョブズが、米国のスタンフォード大学で行った伝統的スピーチの中の言葉
「今日が、人生の最後の日だったら、
自分は、このことをやりたいと思うか。
いつも、そのことを自分に問いながら、
歩んできました」
*************************
本好きが高じて、ついに自分でも本を電子出版しました!
「REICOの徒然草」(しんどい心とさよならできる言葉たち)