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あんなに元気だったのに

近所にいつも笑顔で挨拶をしてくれたり、おしゃべりをしたりする
90代の姉妹がいた。
昔は、まだお姉さんも動けたころはローバーMINIを運転して、買い物に二人で出かけるちょっとおしゃれなおばあちゃまだ。

流行り病が起きて、買い物に向かうおばあちゃんに「どこにいくの?」と声を掛けたら「トイレットペーパーがなくなってしまって、手に入らない」というので、我が家のを分けてあげたりして、老人だけの住まいだったので、深くは関わらなかったけれど気にはかけているつもりだった。
2年前?あんなに元気だった妹さんの方の姿が見えなくて、ずっと気になっていた。お姉さんも去年の暮に救急車の音が聞こえて以来、見かけなくなって亡くなってしまったのだろうか?どこかに入院しているのだろうか?と気にはなっていた。
そのうちに、家に工事車両がはいってくるようになり、あーきっと
お二人とも亡くなってしまったんだろうなということだけは、わかった。
お姉さんは杖を突き、妹さんが支えないと歩けなくなっていたので、滅多に家からでることはなかったけれど、妹さんの方は一人元気に、洗濯物を屋上に干しに行ったり、リュックを背負ってバスで買い物にいくほど元気なお年寄りだった。

今日、たまたま甥っ子さんと初めて話す機会があって、事情を聞いてなんだかとても寂しくなった。
ワクチン接種が始まり、1回目の接種後急に具合が悪くなりしばらく通院していたそう。
ご本人も不安になりながらも、テレビで囃し立てられると持病があるからと心配になり、2回目も接種した。がその後に、心筋炎で亡くなってしまったそうだ。
あんなに元気で陽気で90歳とは思えないほど、お姉さんの面倒も見ながら家事をしていたのに、結局持病以外で寿命を速めてしまったということだった。

私の友人も、介護関係の仕事で3回目の接種直後から2か月間寝たきりになり、身体が固まってしまう症状が出ている。いろいろな病院で診てもらったが、更年期障害だとか、精神疾患だとか言われて、取り合ってもらえなかったので、病院通いを諦めた。仕事もできなくなった。今までやっていたヨガもそのほかのスポーツもできなくなってしまったが、負けたくないという強い思いから毎日散歩や軽いストレッチやマッサージを続けながら、体の硬直と向き合っている。特に足のふくらはぎは、じっと同じ姿勢でいると固まって動かなくなるらしい。朝が一番大変で起き上がるまでに、数十分を要する。固まってしまった体を少しずつほぐしながら起きるのだそうだ。

いとこの友人も1回目接種直後に亡くなった。健康な男性が接種して3日で急死した。
この手の話をすると批判が多く、陰謀論といわれてしまうが、
本当に身の回りで起きている事実を、調査してくれたり取り上げてくれることがほとんどない。情報も偏り気味で平等ではない。なぜ公平に対等に議論にならないのだろうと、この国を不思議にそして懐疑的に見るようになった。自分の身近だけで3人いる。よくよく話したら「実はね」という声は、いくらでも上がってきそうだ。

そろそろ、本気で調査をしてもいい時期ではないのかなと、甥っ子さんの話を聞いて、あの元気なおばあちゃまの顔が懐かしく悲しい気持ちになった。
これから先、世の中はどこに向かうのだろうと、ふと思う。

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