なにかを探しているのは間違いないが・・・
年末から私の様子がおかしい。
本来ほとんど見ない、心霊スポット又は事故物件系Youtubeばかりを漁るようにみているのは、穏やかではない。
なぜそこまで固執するのかというほどに、見入る姿は狂気の沙汰である。
何がしたいのだろう?ストレス解消?ドキドキしたい?
平和ボケ?なんなんでしょう、この現象。
生まれて初めての出来事ですが、見ていて何にも怖くない。ドキリともしない。怖くて電気消して眠れないということもない。
あんなに怖がりだったのに。自分でも笑ってしまうほどです。
何が見たいのか。何を探しているのか。
私の旦那は、レスキュー隊である。年中自損者の救助に向かう。
このコロナ禍は、やはり多くなっているそうだ。
「人は死んだらどうなるのか」
彼はよくそう自問自答しているから、私も知りたくなったのかもしれない。
去年のはじめに買ったのに、全く手を付けていなかったこの本を
ようやく手に取る気になった。きっと私の求めているのはオカルトじゃなくて、哲学とか思想とかなのかもしれない。そんな気がしてきた。
見える人は言うんです。「寂しそうで悲しい存在」と。
彼らももともとは生きている人。
孤立は、聞いてもらえないことが孤独にさせるともいう。
生きているかどうかに関わらず、自分のことを知ってもらいたい、聞いてもらいたい、わかってもらいたい。そういう念がこの世の中そこらじゅうで飛び交っている気がしてならない。
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