Funds(ファンズ)は資産運用の選択肢に入るのか?③

こんばんは。
弾丸引越し中のレイです。


やらない理由とデメリットも解説

①流動性がない
→Fundsに限ったことではありませんが、換金したいときにできない。
ソーシャルランディング全般の特徴です。

②市場の厚みがない
市場への参加者が少なく取引量が薄い事を「市場の厚みがない」というようです。
→市場がちゃんと育ってないと、市場の原理でまっとうな利回りに(自然に)落ち着く事がない。

③信用リスクにあったスプレッドになってるか不透明
例えば国債の金利が1%とします。
またとある企業Aの案件の利回りが5%とします。
この場合、国債と企業Aとの金利差は、4%となります。つまりスプレッド(金利差)は4%になります。

この差はなにかというと、借入企業の信用リスクの差のことです。
例えば超金持ちのA君とリボ払いしまくってて破産しそうなB君がいるとします。
この2人のどちらかにお金を貸すとします。
この場合どっちがちゃんと返してくれそうか?ということでいうと一目瞭然で金持ちA君です。
この心理としては、
金持ちA君なら金利安くても良いから、貸したい。たくさん貸せる人がいます。
しかしリボBくんは返してくれなさそうだから、金利高くないと貸してあげないという人が多いのではないでしょうか?
これが市場原理です。
貸したい人、借りたい人が増えれば増えるほど(市場の厚みが出るほど)合理的なスプレッドに落ち着いていきます

仮に国と同じレベルで信用がある企業があったとします。
通常それだけ信用性が高ければスプレッド4%という事はありえません。
→金持ちA君と金持ちB君で同じ信用だったら、片方だけで金利が高いという事はありません(スプレッドがなくなる)。

一方国と比較して企業の信用リスクが高いのにスプレッドが2%しかないということもありません。
→金持ちA君と貧乏B君なら必ずスプレッド(金利差)は大きくなります。
これは自然とこのようになっていくという先程の市場の原理です。

もう一つの理由として、ソーシャルレンディングは投資家サイドでリスク分析できません
色々仕組み的に不透明な部分があります。

明日もデメリットの続きを書いていきたいと思います。
ではまた。

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