見出し画像

賃貸の退去費用を下げる②

こんばんは。
UNIQLOのエアリズムインナーを購入し、想像以上に快適で感動しているレイです。

さて。
本日は昨日の続きを書きたいと思います。


クロスの耐用年数終了時での退去の場合

次の例としては、クロスの耐用年数である6年間入居して、退去する場合のケースを考えてみます。

仮にクロス一面を傷つけてしまった場合、張替え費用が前回同様20,000円とすると、残存価値1円になります。

つまり入居者負担は1円となります。

ケースバイケースなので、絶対この負担額になるということではないですが、残存価値の10%ぐらいを見ておけば大丈夫です。


管理会社が中抜きをする可能性がある!?

退去時に解約清算書ということで、退去に際し、いくらかかったかという明細が届きます。

これの項目・単価・数量ですが、例えば単価を水増し(700円のものを1,000円と記載)していることがあります。

管理不動産会社としては、ただただ退去の立ち合いをしても全くの実入りがゼロですので、少しでも手数料がほしいわけです。

そのため、本来やってはいけませんが、単価や数量を調整して利益にしている現状があるようです。
※当然全部の不動産会社が該当するわけではありません。


またとんでもない業者であれば、明細すら送られてこず、退去清算金の総額と振込先のみのケースがあったり、明細は送ってくるも30万もの請求があったりと無知な入居者から少しでも搾取しようとする業者もあるようですので、是非お気をつけください。


儲ける仕組み

①家主が自主管理パターン(家主→入居者)
②管理会社が儲けるパターン(家主→管理会社→入居者)
③立会業者が儲けるパターン(家主→管理会社立会業者→入居者)

①のケースでは、家主さんが儲けていくような請求書をするのはあまりありません。

そして、僕も初めて知ったのが、③のケース!!

立会業者という管理会社から委託され退去の際のみ立会をする業者があるようです。

ここの立会業者が悪徳のところが多いようです。
また、管理会社も先ほどの例のように中抜きをするケースもあるようですので、ご注意ください。


まとめ

退去時の費用については、何が相場なのか分からない部分も多く、そのことを利用して少しでも多く搾取しようと思っている業者は多いです。

そのためには、知識を武装して初めて戦えます。

原状回復とは借りた当時の状態に戻すことではありません。
また、地域によりますが相場を知ることが重要です。

高圧的にくる管理会社などもありますが、入居者側に開き直られると困るのが、管理会社の委託している大家さんです。

そして、「訴訟します」や「法的手続きをします」とか言ってくるとこもありますが、本来はやりたくなく、ただの脅しです。

なぜなら、数万円の退去費用を取得するための労力が割に合わないです。

例えば、訴訟費用に最低30~50万前後かかることや、時間もかかりますし、依頼される弁護士もやりたくないわけです。

数万円のためにここまで労力を本当にかけてくるでしょうか?

ゼロではないと思いますが、ほとんどケースは無知な入居者をビビらせて早く振り込んでもらおうとしてるだけです。

納得のいかない内容でしたら、強く主張していきましょう。


最後に~おすすめの交渉の仕方~

退去立会前に部屋の写真を撮っておく(全体+各箇所)
→後で事実と異なる請求が来ても対応できるため
②部屋の最初からあった備品に注意(定価で請求してくる)
③自分の住んでる地域のリフォームの相場を知る
④立会時に容易にサインしない(納得がいってから)
サインしなくても解約予告通知と鍵の受け渡しで退去の明け渡しとなる
⑤見積もり項目をチェック
⑥電話で交渉する

以上です。


不動産業界はグレーな部分が多いです。

そのことを利用して、少しでもお金を搾取しようとする業者もまだまだ多いです。

是非知識武装して立ち向かっていきましょう。

少しでも参考になると幸いです。

ではまた。

いいなと思ったら応援しよう!