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シーズン・テーマ

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さまざまなテーマで特集するビデオゲーム。コラムやインタビューなども行い、テーマの掘り下げを行っていく。
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#インディーゲーム

【シーズンテーマ・インディースポーツ】試合を別の側面から見せる、スポーツゲームの特殊な可能性を追求したゲームたち

スポーツはビデオゲームが発展するうえで、初期に題材とされることが多かったジャンルだった。ビデオゲームが登場する以前から、誰もがすぐにルールを知っている題材で、それをテレビで遊べるとはどういうことなのかを理解させるのに手っ取り早いところもあったと思う。 ゲームが進歩するとともに、スポーツゲームもグラフィックからゲームデザインまで現実の試合に近づいていく。だが一方で、FPSからRPGのようなビデオゲームならではのジャンルが発展するのに対して、スポーツゲームは批評的にはあまり注目

【シーズンテーマ・日常】劇的な出来事とは別の日々とは何かを、あえてビデオゲームで体験することで見えるもの

ビデオゲームでは何らかの劇的な体験をさせるために、劇的な状況や世界観を設定していることがほとんど。だが、あえて真逆の日常そのものを描いて見せるゲームもある。 シーズンテーマ「日常」で取り上げるタイトルでは、あえてゲームとして、普段は見過ごされてしまうような体験を取り扱っている。また、今後はこのテーマによるコラムやインタビューも予定。 ●日常のなかの、ある瞬間ここでは、普通は鑑みられることの少ない普段の生活のなかでの行為や感情を、あえて見直してみるアプローチのビデオゲームを

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【シーズンテーマ・言語】——架空世界の言葉の調査から、現実に存在する言葉を扱うタイトルたち

シーズンテーマ「言語」。近年のゲームでは架空の言語を調査していくタイトルや、現実の言語にアプローチしたタイトルが数多く見当たる。 言語を題材にするゲームは決して難しいものじゃない。架空の言語解析する行為がパズル的なゲームプレイに繋がるほか、言葉がわかることで作中の世界観を知ったり、登場人物とのコミュニケーションを取ったりすることで物語の展開が広がるなど、ゲームプレイとして豊穣な要素が数多く含まれているのだ。 また、小説から詩のような、既存の言語表現を扱ったビデオゲームもい

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