「知らないことを知らない」を知ること。

商品企画でもデザインでもマーケティングでも、"中心点を探る"という行為は同時に全体を探るという行為でもあります。全体を探るときに一番注意した方が良いのは"知らないことを知らない"状態です。だからその道を極めた先達者や大勢の人間の意見が必要になってくるんですね。顧問だったりコンサルだったり。

行動経済学において、「知らないことを知らない」状態を示す言葉として「言語局限性」と呼ばれるものがあります。これは、個人が知らないことを知らないために、選択肢を制限されることを指します。これは、商品企画やデザイン、マーケティングにおいても同じで、自分の知らないことを知らない状態から抜け出すためには、先達者や大勢の人間の意見を参考にすることが重要になります。

また、心理学においても、「言語局限性」と同様の概念として、「知覚局限性」と呼ばれるものがあります。これは、個人が知らないことを知らないために、知覚を制限されることを指します。これは、商品企画やデザイン、マーケティングにおいても同じで、自分の知らないことを知らない状態から抜け出すためには、異なる視点からのアイデアを取り入れることが重要になります。

全体を探るためには、言語局限性や知覚局限性を克服するために、先達者や大勢の人間の意見を参考にし、異なる視点からのアイデアを取り入れることが重要なんです。

知らないことを知らないのが一番恐ろしい。周りの詳しいひとに壁打ちをしてもらうなどして、常日頃気をつけたいものですね。