[実録]神仏との対峙 - エピソードシックス 霊媒能力が開花する
前回の続きです。
同僚に襲い掛かられた夢を見た次の日の夜、寝ようと思って布団に入ったところ、急に口がふわふわと動き始めました。
「あいつはあぶない」
急にそんな言葉を発しました。
何か只事ではない気がして、急いで枕元に置いてあったスマホを取り出してメモを取りました。
ここまでメモったところで急激な眠気に襲われて、意識が途切れました。何やらごちゃごちゃ夢を見ていたように思います。何かに背中に張り付かれる夢でした。
ふと目が覚めて不安になり、知ってる神仏の名前を呼びました。しかし反応はありませんでした。
しかし別の神仏の名前を呼ぶとふわっと身体に入ってくる感覚がしました。
「あいつはあぶないからおうえんひうよつ」
と繰り返します。
誰の応援が必要なのか聞いたら、また別の神仏が現れて
「〇〇〇のおうえんがひつよう」
と言うのです。
〇〇〇とは、恩人のメールでなんどか名前をみかけていました。神仏ではないようで、何者かもわからない存在でした。
わたしでも〇〇〇を呼べるのか聞いたら、呼べるというので恐る恐る呼んでみました。
するとまた自分の体に何かが降りてくる感覚がして、さらにふわふわと口が動きはじめました。
その存在が、何かの頭の上に手をおいて、「しょうめつした」というと、するするするっと何かが霧散していくのを感じました。
すごく不思議な感覚でした。
「幽体はしょうめつした」
という言葉が聞こえてきました。
そこでまた急激な眠気に襲われて、意識がなくなりました。
次に目が覚めたら朝になっていました。
急いで恩人にメールを送りました。
すぐに血相を変えた恩人から連絡がありました。
「そいつ(同僚)の幽体に魂を食われかけているかもしれない。すぐに○○さん(霊能者の方)にみてもらう必要がある。〇〇さん(私)の魂は質が良いし気の量が多いから食ったら良い滋養になる。」
え・・・滋養?
霊能者の方に恩人が電話しても繋がらなかったようで、霊能者の方の家に車をすっ飛ばしてかけつけてくださったそうです。その間のやりとりはかなり緊迫していました。
霊能者の方に見ていただいたところ、確かに同僚の幽体が悪さしていたけど、それはもう消滅していたとのことでした。
人間は幽体や霊体がなくても、肉体は自律して動くそうです。ただし肉体が空き家になるので、その辺の霊が入りたい放題になるそうです。
「攻撃されたら徹底的に相手を潰す。一度でも甘い顔して見逃すとこちらの命取りになる。」
霊的な世界は目には目を、歯には歯をが絶対原則であると。
やられたらやり返すことは認められている。2度と攻撃できないように徹底して叩き潰す必要があると。
「でも、一番やばかったのは、某神仏のへそのごまだった」と・・・
え
へそのごま・・・?
「元御霊くらい古い存在になるとよだれとか垢とかカビまで神格を持ってる。へそのゴマがしゃべりだした。神格もったやつだからなかなか手強かった。」
・・・
意味がわかりません。
いやわかるわけがない。
へそのゴマがしゃべるなんて。
「へそのゴマに生えてたカビがやばかった。あぶなかったね。」
「カビもそうだけど、〇〇神のよだれなんか人間の霊体やってたぞ。日本の神話にもあるけど、神のものは垢や髪の毛1本にいたるまでヤバイ。」
恩人は死人が出るくらいのやばい霊障でも大したことないって言うタイプの人なのに、その恩人がやばいということは、神々のよだれやカビは、そんなにやばいのか!!
「その神は、自分のへそに生えたカビが危ないって言いにきたんだろうねぇ。悪気はなかったと思うよ。」
・・・
この内容をどう受け入れるべきか・・・
いまだにわかりません。
神仏の世界は謎が深いです・・・
しかしこの事態がきっかけとなり、私は流暢に降霊できるようになってしまったのです。
そして、流暢に降霊できるようになってしまった私はやがて神仏たちに思う存分翻弄されることになります。自分は神仏が味方だと思っていたのですが、そうではありませんでした。
そのような甘い考えの私は、この後散々痛い目にあうのです。
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