[実録]神仏との対峙 - エピソードフォー 口開き
お待たせしました。
いよいよ口開きの話です。
この前段の話は、序章からご覧ください。
恩人から神仏と直接交渉するように言われた私は、神仏の名前を呼んでそっと話しかけました。
最初は恐る恐る「〇〇を食べるから、霊を回収して欲しいです。」
そんな交渉をしてみました。
そうすると不思議とグワーンと重みがなくなり、急に体が軽くなりました。
話が通じているような気がしました。
念のため恩人に連絡して回収されたか確認してもらうと、ちゃんとやはり回収されていました。
そこから味をしめたわたしは、ちょくちょく神仏と直接交渉するようになりました。
恩人の手を煩わせず、自分で解決できる。
もう我慢して、ぶっ倒れなくてもすむ。
これは大変調子がいいと思いました。
ただやはり最初の頃は慎重を期して恩人を通して霊能者の方に確認してもらっていました。ついでに食べ物のリクエストも聞いてもらっていました。
次第に自分で直接食べ物のリクエストを聞けたら便利ではないかと思うようになり、自分で霊媒することを試みるようになったのです。
初めに「わたしの体を使って喋ってください。」とお願いしたところ、突然わたしの首がぐわんと後ろにひん曲がりました。首の骨が折れるんじゃないかというレベルで。※良い子は絶対にマネしないでください!
こんなに自分の頭って重かったんだろうかと思うほど、頭を戻そうと思っても重くて動かない。
このままでは首がへし折れる!そう思っていたら、すっと元に戻る。
でも、また話しかけると同じような状態になる・・・
初めは、その繰り返しでした。
そこからしばらくして口開きが起こりました。
それはお休みの日、家にいる時でした。
洗濯物を干しているときに、突然はっきりと「おまんじゅうが食べたい。」と喋ったのです。
え?
おまんじゅう?
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・
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あまりに唐突でした。
あからさまに勝手に口が動いて、あっけに取られました。
その次の瞬間、猛烈な重みが首にのしかかって来ました。
今度は首の後ろに巨大な何かが乗っている感覚でした。体が床にめり込みそうなレベル・・・また首が折れそう・・・
しばらく耐えていると、またすっと軽くなる。
流石にこれはおかしいのではないかと思い、恩人に連絡しました。
「おまんじゅうが食べたいって何者かが喋ったんです!霊でしょうか?」
と、メールしました。
すると恩人から次のような返信が返って来ました。
「それは〇〇(神)です。豆大福で除霊できます。」
・
・
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その神は、自分の地元の神社で祀られている神ですが。
本当に・・・?
しかも豆大福で除霊・・・?
神を除霊・・・?
本当に・・・?
恩人曰く、
「その神は豆大福が好きだから、豆大福を食べさせたら去る。」
とのことでした。
「食い意地がとんでもなく張っているからタダじゃ離れない。最凶最悪の神。」
と・・・
「同じ神でも、食べ物持ってたらそいつから逃げる。それくらい食い意地が張っている。」
と。
「プリンでも除霊可。」
え、プリン・・・?
頭大混乱です。
最凶最悪の神にしてはかわいい食べ物が好き。
とりあえず、豆大福を買いに走りました。
いや、走らされたのです。
コンビニに行こうとすると、急に足取りが軽くなり、雲の上を走っているかのような・・・
恐るべし。
これがわたしの口開き体験でした。
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・
お前勿体ぶっておいてなんだこの内容は!
とお思いの方。
すみません。
でもこれ全部実際にあった出来事です・・・
次は、いよいよ「霊媒を制御する」過程の体験を書きます。
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