【文学フリマ】どんな本を売るべきか?
僕が重視するのは次の3点。
1、出品する本の種類を少なくする
2、統一感を出す
3、特別感を出す。
人生は物語。
どうも横山黎です。
今回は「文学フリマでどんな本を売るべきか?」というテーマで話していこうと思います。
はじめにお知らせさせてください。今回、文学フリマ東京35を盛り上げるために、メンバーシップを始めました。
メンバー同士それぞれの計画を共有したり、オンラインで交流したり、当日イベントが終わった後に打ち上げをしたり、楽しく運営していきます。
文学フリマに参加される方はもちろんのこと、少しでも興味のある方は是非参加してみてください。
◆文学の文化祭
文学フリマ東京35が11月20日に開催されます。規模としては最大で、多くの来場者が期待されるイベントです。文化祭みたいな雰囲気があり、様々な本と本好きの人で溢れ返ります。
前回の東京会場のときには客として参加したんですが、今回は僕も出品者として参加します。本を、売るのです!
ということで、文学フリマで結果を出すためにはどうすればいいのか、頭の中を整理する意味も込めて、noteの記事につらつらと綴っていこうと思います。
今回は「どんな本を売るべきか」を整理していきます。
一応断っておきますが、僕はこう考える!と言っているだけなので、何か異なる意見をお持ちの方は是非、コメント欄で教えてください。参考にしたいです!
さて、僕が重視するのは次の3点。
◆どんな本を売るべきか
まず、1の「出品する本の種類を少なくする」ですが、これは僕が以前文学フリマに行ったときの実体験に基づくものです。やっぱり、本の種類が多いとそれだけで雑多な感じがしてしまいます。また、自分以外にも出品者はめちゃくちゃいるわけで、どうしても埋もれてしまうものです。
だから、たくさんの本を並べてお客さんの注意を分散させるよりも、少ない本に注目を集中させた方が効果的なのではないでしょうか。「注目してほしいのはここ!」をちゃんと用意しておいて、そこにキャッチ―なフレーズ、イラストなどがあれば、興味を惹くことができるでしょう。
ということで、僕が今のところ考えている出品する本の種類は2冊です。
2の「統一感を出す」も1と同じような感じです。お客さんの注意を惹き付けるためには、統一感を出した方がいいと考えます。
極端な話、サスペンスとラブコメと詩とエッセイと理論書が並んでいたら、この人は何者?となるじゃないですか。「あなたは何をされてる方なんですか?」と訊きたくなってしまう。
#和田アキ子
その店のブランドを担保するためにも、統一感を出すべきではないでしょうか?
ということで、先程僕は2種類の本を出品する予定といいましたが、それらは密接に関わっています。
ひとつは小説『Message』です。成人の日に亡くなった青年が遺した「110」というダイイングメッセージの謎を解くヒューマンミステリーです。
で、もうひとつは何かというと、『Message』のメイキングを収めたエッセイ本です。どんなところから着想を得たのか、どんな風にして作られたのか、あのシーンの意味は何だったのか、制作の裏側や裏話を綴ったものです。
小説『Message』、実は二度の共同創作で作られたものなんです。僕だけじゃなくていろんな人とあれこれ議論しながら、物語の流れを決めていきました。そんなこんなでメイキングにも価値がある作品ですので、メイキングエッセイを出そうと思ったのです。
ちなみにまだ書ききっていませんのでこれから頑張って全部書ききります(笑)
ちなみに、第1章はこれ↓↓↓
3つ目の「特別感を出す」ですが、もう少し詳しくいうと、「東京文学フリマ35ならではの何かをしかけたほうがいい」ということ。その日限定だったら、やっぱり購買意欲が湧くじゃないですか。人は、期間限定という言葉に弱いのです。
じゃあ、僕はどんな風に「特別観を出す」つもりでいるか話していきますね。
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