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水戸マルシェで本を売ってきた。
――久しぶりに本を届けてみて、ああ、やっぱりお客さんの顔が見えるっていいなあと再認識しました。
人生は物語。
どうも横山黎です。
作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。
今回は「水戸マルシェで本を売ってきた。」というテーマで話していこうと思います。
📚水戸マルシェで本を販売
昨日、僕は茨城県水戸市にある水戸市民会館で開催された「水戸マルシェ」に出店してきました。雑貨や小物のお店、飲食店が並ぶなか、僕は本のお店として出店したんです。
売り出したのは、初書籍『Message』、うた集『夜明けのうた』、短編集『我楽多だらけの宝箱』。僕がこれまでに出版してきた3冊です。
こういうマルシェのようなイベントに参加するのは久しぶりなので楽しみにしていたんですが、何せ最近忙しいこともあり、準備に十分な時間をかけることができませんでした。準備を始めたのは、昨日、仕事が終わってから。夜な夜なポップをつくり、今度開催するイベントのチラシをつくり……。
そんなこんなで迎えた当日、即席の割には良い感じのブースになりました。
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📚久しぶりに本を届けてみて
冒頭の紹介の通り、僕は作家としても活動しているんですが、最近は表に出ない作業ばかりが続いていました。謎解き体験コンテンツ『花火の幽霊~木の家ゲストハウスからの脱出~』のシナリオをつくったり、公募用の物語を考えていたり、あとは、7月下旬ごろに公開を予定している僕のビブリオバトルの挑戦を記録したドキュメンタリー映像のナレーションのシナリオをつくったりしていました。諸々、完成した暁にはちゃんと共有します。
そんなこんなで目立って本を届ける作業はしてこなかったんですが、久しぶりに本を届けてみて、ああ、やっぱりお客さんの顔が見えるっていいなあと再認識しました。
僕はこれまで自分の本を届けるために、手売りしたり、イベントを開催したりしてきたんですが、そこに向き合っていたのは、その方が本が届くと分かったからではありますが、それだけじゃなくて、お客さんの表情を確認したいからでもありました。
やっぱりAmazonでぽちっと買われるよりも、直接本を買ってくれた方が僕としては嬉しいんですよね。必ずそこにはコミュニケーションが生まれるし、ちょっとした思い出にもなる。求められればサインを書くことだってできる。そんな風にして、お客さんひとりひとりと向き合っていく方が僕は好きだし、長い目で見たら、価値も意味もあることなんじゃないかなって思うのです。
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📚強い作品をつくりたい
水戸マルシェでお客さんとコミュニケーションを取れたことは嬉しかったんですが、収支的な話をすると赤字で、想像以上に本が売れませんでした。水戸マルシェ自体ハンドメイド雑貨の店が立ち並ぶなかで、本の販売をしていたので、そもそも本を書いにくるお客さんがいないのは確かではありましたが、それにしても売れなかった。
そもそも僕のなかで、今は本を届けたい熱がそこまで強くなくて、最近はもっと強い作品をつくりたいという思いが湧いているんですね。だからこそ、半年~2年前のように、是が非でもたくさんの人に手売りしてやる!というモチベーションがあまりありませんでした。
タイミングとか意味とかそのときの感情とかに左右されがちな僕の性格が裏目に出てしまったわけですが、「本当にこの本を届けたい」と思える作品を早くまたつくりたいなという気持ちがさらに湧いてきました。
もうひとつ上のステージに立ったとき、手売りをはじめ、届ける作業をやってみたら、どんな未来が待っているのだろう。そんなことを想像しながら、ブースの片付けをしていました。
新しいステージに立つ以前も、水戸マルシェのようなお客さんと出逢える場所には顔を出そうと思います。5月の文学フリマ東京は出店しなかったけれど、11月は出ようかな。ちゃんと準備して、久しぶりに出店しようかな。そんなことも思いました。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
20240610 横山黎
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