見出し画像

noteのコメントから始まった謎めく縁。

――初めて佐藤さんと直接お会いしたのは、僕が学生最後に主催したイベントでした。なんと、佐藤さんはそれに参加しにきてくれたんです。


人生は物語。
どうも横山黎です。

作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。

今回は「noteのコメントから始まった謎めく縁。」というテーマで話していこうと思います。


🏨すべてはひとつのコメントから…

毎日noteを書き始めるようになってかれこれ3年半が過ぎたんですが、それだけの時間があれば、note発の縁がいくつか生まれるようになってきました。

正直、今僕はオンラインでつながろうという思いがあんまりなく、オフラインでつながることに注力していたのですが、それでも毎日継続していることは無駄ではなくて、今回の記事で語っていく内容もその結果のひとつ。

noteのコメントから始まった謎めく縁を物語っていこうと思います。

僕はたまに「本」や「読書」と検索して、気になった記事を読んではスキをしたりコメントをしたりするんですが、一昨年の秋に以下の記事を見つけて気になったので読んでみたんです。

佐藤僚太さんという方が書かれた記事で、内容をざっくりいうと、「SAKKA SONIC」という作家さんが集まって開催する音楽フェスについて紹介していました。

▼佐藤さんの記事

読書系音楽フェスの存在なんて知らなかったし、少なからず興味を持ったのでコメントもしたんです。本当に簡単な感想を書いただけではありましたが、佐藤さんはこのコメントをきっかけに僕の記事を読んで興味を持ってくださったようなのです。そして、今にもつながる不思議な縁を紡ぐことになったのです。

初めて佐藤さんと直接お会いしたのは、僕が学生最後に主催したイベントでした。なんと、佐藤さんはそれに参加しにきてくれたんです。

すべてはこのひとつのコメントから始まった


🏨僕のイベントに参加してくれた

僕は去年の3月の頭に、学生最後のイベントとして「BOOK TALK LIVE ”桃太郎”」を開催しました。僕は大学の卒業研究が「桃太郎」だったんですが、せっかく1年かけて研究してきたのに卒論発表会だけで終わりにするのはもったいないなあと思い、個人的に卒論発表会を立ち上げることにしたのです。

茨城大学の図書館のなかにあるライブラリーホールという場所を会場にして開催することにしました。イベントには少しお金がかかるので、noteでプチスポンサーを募ることにしました。500円の有料記事を購入してもらう代わりに、パンフレットや公演で最後に流すエンドロールに名前を刻むというもの。

なんだかんだ17人ものプチスポンサーを集めることができたんですが、そのうちのひとりに、佐藤さんがいました。さらに、あるとき参加フォームの結果を覗いてみると、参加者のなかに佐藤さんの名前がありました。支援をしてくれただけでなく、イベントにも参加してくれることを知ったのです。

▼プチスポンサーについて書いた記事

イベント終わりにスタッフと参加者も一緒くたになった打ち上げを開いたんですが、佐藤さんはそこにも参加してくれて、僕だけでなく、初めましての人と交流している様子が見受けられました。

ちなみに、そのとき佐藤さんは、僕が今仕事をしている木の家ゲストハウスが運営するapartment hotel myuという宿泊施設に滞在していただいたのですが、その部屋の快適さも相まって、すごく水戸という街を気に入ってもらえたんです。

「また水戸に来ます」

チェックアウトの朝、佐藤さんはそんな言葉をくれました。その約束は意外にも早く叶いました。イベントから3ヶ月後、去年の6月末に水戸で再会することになったのです。

「BOOK TALK LIVE ”桃太郎”」打ち上げの様子


🏨読書会のために県境を超えて

去年の6月末、僕は「FAVORITE!! -お気に入りの本を紹介する会-」という読書会を開催しました。自分のお気に入りの本を5分間で紹介して、それを受け、参加者たちと交流するというイベント。これが6回目の開催だったんですが、少なからず良いイベントになったなあと振り返っています。

というのも、普段はあんまり関わっていない人が参加してくれたんですね。ビブリオバトル(本を紹介するプレゼンバトル)の公式戦で親しくなった林くんはつくばから来てくれたし、木の家ゲストハウスの宿泊者の方も巻き込めました。そしてそして、佐藤さんも参加しにきてくれたんです。

佐藤さんはスピーカーとして登壇してくれたんですが、紹介している様子も、他の参加者と交流している様子も嬉々としたもので、誘って良かったなと思いました。

「FAVORITE!! -お気に入りの本を紹介する会-」
参加者と交流する佐藤さん
佐藤さんと僕

今さらカミングアウトですが、佐藤さんは今、千葉県の鴨川市に住んでいます。つまり、「BOOK TALK LIVE ”桃太郎”」のときもそうですが、わざわざ県境を越えて参加しにきてくれたんです。

県境を超えてまでも来てくれるのはすごくありがたいなあと思ったし、それくらいに僕、あるいは、僕のやるイベントの付加価値を高めることができているのを嬉しく思いました。

書き出したらもう2000字を超えちゃって、まだ半分くらいしか書ききれていないので、次の記事に回します(笑) とにもかくにも、冒頭で紹介した佐藤さんの記事に投稿した僕のコメントがきっかけとなり、不思議な縁が始まったよという話でした。

ちなみに、その後の流れをざっくり紹介すると、年末に水戸に来てくれて、木の家ゲストハウスの清掃スタッフとして僕の仕事に関わってくれて、年始早々宇都宮、前橋をはしごして、新しくオープンするゲストハウスのDIYを手伝ってもらい、一緒に銭湯に入り、昨日の夜はサシで飲みにもいきました。濃すぎる!(笑)

また、ふたりで叶えたい夢もできたので、明日はそんなことを綴っていきます。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20250106 横山黎

▼後編はこちらから





いいなと思ったら応援しよう!