定員45人を埋める難しさ
――僕がおさえた会場は大学図書館の中にあるライブラリーホール。定員45名の会場です。やるからにはたくさんの人に楽しんでもらいたいわけで、そのためには集客の問題にぶち当たるわけです。
人生は物語。
どうも横山黎です。
今回は「定員45人を埋める難しさ」というテーマで話していこうと思います。
📚ライブにつきまとう集客の問題
昨日、自分の大学ライブをやるって話をしました。「BOOK TALK LIVE “Message”」というイベントを開催することを決めたのです。
去年出版した初書籍『Message』にまつわるエピソードを1時間くらい物語るものです。
『Message』は、2度に渡る共同創作でつくられたり、Amazonで出版されたり、半年で手売り120冊を記録したり、ビブリオバトルで著者である僕自身に紹介されて全国大会に出場したり、結構異例のエピソードを持っているので、ひたすら熱弁していこうと思います。
より『Message』の深い理解につながるし、ライブならではの演出を楽しめると思うので、大学まわりの人に向けての発信になりますが、是非、参加していただければと思います。ちなみに、参加は無料です。
参加はこちらから!
さて、まだ無名の大学生のライブに人が集まるか問題があります。ちなみに、僕がおさえた会場は大学図書館の中にあるライブラリーホール。定員45名の会場です。やるからにはたくさんの人に楽しんでもらいたいわけで、そのためには集客の問題にぶち当たるわけです。
今回はその問題とどう立ち向かっていくのか、今の段階でぼんやり考えていることを整理していきます。
📚45人というハードル
そもそも僕が初めて開催するライブということもあり、45人を集めるのはハードルが高いと分析しています。
だって、何者でもない大学生のために1時間とはいえ時間を割こうとする人ってそうそういないじゃないですか。いつも仲良くしている友達だって、もしかしたら躊躇うかもしれない。それは僕の経験からもいえることです。
僕は高校時代に軽音楽部に所属していて、定期的に開催されるライブにバンドとして参加していたんです。結局高2の冬にやめることになったんですが、そのときのラストライブに僕の親友は来なかった!(笑)
軽音やめることになったのは、「自分は小説で頑張る!」という覚悟を決めるためのもので、そのきっかけをくれたのが僕の親友だったから、来てほしかっただけど、後で訊いたらライブに来なかったそう。せっかく初トリにしてもらえたし、覚悟をうたったオリジナルソングも披露したのに、来なかった! あれはなんでだっけ?(笑)
ともかく、仲が良いこと、いつも一緒にいることが、ライブ参加の理由に必ずしもならなくて、友達だからお願い!と依頼して参加してくれるかどうかは怪しいわけです。
だからこそ集客の問題とちゃんと向き合わないといけないわけです。
ただ、45人という目標設定はかなり絶妙な気がして、追いかけるにはちょうどいい夢のような気がします。全く手が届かないわけじゃないし、かといって何もしなければ叶いそうにありません。
今の段階でいくつか考えている仕掛けを整理していきます。
📚集客の問題との向き合い方
①オンラインで宣伝
知られなければ行きたいとも思わないわけでとりあえず認知を広めることが最初の問題。だからこそ、こうして2ヶ月以上も前からやるって決めて、昨日に引き続き宣伝しているわけです。
多分、当日まで毎日記事のなかでライブの宣伝はしていきます。もちろん、noteを読んでくれている人に向けたイベントじゃないから、そこはストレスになってしまうかもしれませんが、僕はnoteの記事を自分のインスタのストーリーに紐づけて投稿していて、ねらいはそこにあります。
これまで僕の友達から聞いて分かったのは、意外と見られているってこと。
やっぱり今の若者が友達の今を知りたいと思ったときに求める情報の仕入れ先はInstagramで、もっといえば、ストーリーなのです。ストーリーを見ているから、「そういえばこの前旅行してたよね」とか「あいつと呑んでたよね」とかオフラインでそういう話ができる。
そういえば、昨日、バイトの後輩が自転車を盗まれた話をしていたんです。別の後輩はそれをストーリーで知ってて、僕はそのストーリーを見ていなかったから初耳でした。日常レベルのデジタルディバインドはインスタのストーリーの視聴の有無によって起こり得るのです。
#壮大
話を戻しますが、インスタのストーリーに僕の今を毎日紐づけることは効果があって、それはライブの集客にも繋がると考えます。少なくとも認知を広めることはできる。毎日のように目にすれば、興味を持ってくれる人もいるし、印象良く思ってくれる人も出てくると思います。いわゆるザイオンス効果ってやつ!
②オフラインで宣伝
SNS時代とはいえ、オフラインの効力をなめてはあかんのです。最近いろんな集客の動画とかサイトとか見ているんですが、時と場合によっては、ポスティングの方が効果が上がるそう。場所を限定して、その一画に向けて宣伝するのは効果的なのかなと思います。
ポスティングやるかどうかは検討中ですが、オフラインでの宣伝もちゃんと向き合いたいのです。
ぱっと思いつくのは、ポスターとチラシ。
大学図書館の前に掲示板があって、そこにはいつも図書館や本に関する広告ポスターが並んでいます。図書館の職員さんに確認したところ、ポスターを渡せば貼ってくれるそうなので、そこはマストでやるつもりです。チラシも同じく。
ただ、ザイオンス効果を狙うためならいいけれど、むやみやたらにポスターを貼ればいいものじゃないし、チラシを置いておけばいいものでもない。さっきのポスティングの成功例もそうだけれど、ちゃんと場所を絞る選択肢も持っておかないとなあと思っています。ただの大学生だし、あんまりコストをかけられないのもひとつの理由です。
ただ、何を隠そうブックトークという本に関するイベントだし、図書館のなかにあるライブラリーホールでの開催だから、場所を絞るなら、図書館に絞ろうかなと考えました。
そこで僕が「あ、やりたい」と思ったことが③です。
③展示室で「Message展」
僕の大学の図書館、受け付けは2階にあり、ライブラリーホールは3階にあります。実は1階には、展示室という部屋があって、度々そこで展示会みたいな企画が開かれるんです。
絵が並んだり、地元の中学生たちの発表資料が並んだり、授業のために利用されたり、目的は様々なんですが、学生でも申請すれば使えるそう。最長3週間借りられるとのこと。
僕は「これだ!」と思いました。
ライブをやるのは4月25日なので、そこから3週間遡れば4月頭。新学年が始まるのと同時に「Message展」を開いて、そこでライブの告知をすれば集客できるのではないかと考えたのです。
『Message』にまつわる写真やイラストを展示するものです。イメージはこんな感じ↓↓↓
本当は小説『Message』をそこに置いて手売りできたらいいんですが、規約上営利目的はだめらしいので、代わりにチラシを置いておみやげ代わりに持って帰ってもらおうかなと。
展示会も無料だし、ライブも無料だし、あとはどれだけ興味を持ってもらえるか、どれだけ時間を割いてもいいと思ってもらえるかどうかが鍵になってくるのかなと。
ちょっとまだ課題は山積している状況ですが、面白そうです。最後まで読んでくださりありがとうございました。
20230212 横山黎