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縁が縁を呼ぶ。
――人とつながろうと決めてから、たくさんの人と出逢い、たくさんの絆に恵まれました。
人生は物語。
どうも横山黎です。
作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。
今回は「縁が縁を呼ぶ」というテーマで話していこうと思います。
4年半前、大学進学という新たなステージへ進み、僕はそれまで踏んだことのなかった水戸の土を踏むことになりました。
生まれ育った東京を離れて茨城へ。
望まない進学だったとはいえ、大学デビューに違いはありませんから、晴れ晴れとした気持ちで入学式の日を迎えたかったのですが、その日が来ることはありませんでした。
新型コロナウイルスのせいです。
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コロナのせいで華やかなキャンパスライフとは程遠い生活をしていたし、人とつながること、外に出ることすら、咎められるような時代を生きていました。それはきっと、これを読んでいるあなたにも心当たりのある風景でしょう。
失ったものは数知れず、夢も希望も見出しにくい日々を2年くらい過ごしていました。しかし、だからなんだと思います、コロナが落ち着いてきた大学3年生の頃、僕がとにかく人とつながろうとしていたのは。
当時、僕は初書籍『Message』を出版して、隙あれば手売りをしていました。外出時はいつも自分の本を鞄に入れていたし、少しでも興味を持ってもらえたらその人にあわせたアプローチで売り込みました。
大学の友達に始まり、小中高の旧友、お世話になった先生方、イベントで出会った人、飲み屋で知り合った人……思えば、いろんな人に会ってきたものです。
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あのときは「本を手売りする」という目的があったけれど、次第に「人と会うこと」、そして、「また会おうと約束をすること」それ自体に魅力を覚えるようになりました。
今でも東京に帰らずに水戸で活動しているのは、縁が縁を呼び、木の家ゲストハウスのマネージャーという仕事が見つかったからです。そして、大切にしたい人がこの街にたくさんいるからです。
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一昨日の朝、ラジオの収録がありました。冒頭でも触れたように、僕はラジオパーソナリティーとしても活動しています。子どもや学生、社会人の抱く夢について聴いているんです。
この日は株式会社しびっくぱわーの河股さんに夢インタビュー。「女性が人生のどこかのタイミングで『専業主婦』という選択をしても、その選択がハンディにならない仕組みをつくること」という夢を聴くことができました。
河股さんの放送は、9月25日(水)の16:00から放送されます。是非、お聴きください! こちらから聴けます!
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ラジオ収録のあと、昼下がり時にお会いしたのは水戸市議会銀の萩谷さんと、インターン中の大学生たち。水戸で活動している人たちにインタビューをして回っているとのことで、最後のインタビュイーとして僕に白羽の矢が立ったらしいんです。
元々萩谷さんとは以前から親交がありました。去年から何度かイベントでお会いしていたし、今年6月に僕が開催した「FAVORITE!!」という本のイベントに、スピーカとして萩谷さんには参加していただきました。ひとつひとつのコンタクトが、こうしてインタビュイーに僕を選んでくれるに至るまでの信頼をつくっていったと思うと、感慨深いものがあります。
大学生たちからはいろんなことを質問されました。ビブリオバトルのこと、仕事の選び方、大切にしている価値観、僕の教育観……みっちり1時間半、全力で答えにいきました。
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萩谷さんたちが帰ってからは、謎解きサークル「Mito Escape」のしゅんちゃんと会っていました。今度、彼と一緒に木の家ゲストハウスが舞台の謎解きイベントをやるんですが、それに向けて準備を進めていました。
一昨日から演劇部分の稽古が始まりました。実際に木の家ゲストハウスのなかを動いてイメージを膨らませながら、セリフ合わせをしていく。以前演劇を噛んでいたことがあったので、久しぶりの感覚がたまらなかったです。
謎解きイベントの詳細はこちらから。
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昨日の夜は、元バイト先のメンバーとゲストハウスでBBQ。僕は大学時代、2年半くらい結婚式場でバイトしていたんです。そのときに出会った仲間たちです。僕が卒業してから始めた人もいるので、昨日が初めましての人もいまんですが、そんなこと関係なくとにかく楽しかった。
バイトを卒業した今も、こうして集まれる絆でつながっていること。そして、それを確かめる場所が、僕の職場である木の家ゲストハウスであること。いろんなことを知覚したこともあり、久々にちゃんと酔っ払いました(笑)
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人とつながろうと決めてから、たくさんの人と出逢い、たくさんの絆に恵まれました。
今もこうして、伏線を回収するように再会を果たすことができたり、思いがけない縁に恵まれたりすることがあるので、これからも変わらず縁を結びにいこうと思います。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
20240907 横山黎