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【宇都宮旅】母親と巡る運命的な旅路
ーー旅先で、「謎解き」に出逢い、「桃太郎」に出逢い、木の家ゲストハウスで仕事をしているからこそ宿に恵まれ、同じマネージャーのかのん君に案内してもらって......1日目を終えて感じたのは、「運命」でした。
人生は物語。
どうも横山黎です。
作家、木の家ゲストハウス水戸マネージャー、イベンターとして活動したりしています。
今回は「母親と巡る運命的な旅路」というテーマで話していこうと思います。
僕は今、木の家ゲストハウスのマネージャーとして仕事をしています。この仕事を始めてからもうすぐ1年が経ちますが、それまで別に旅好きでもなければゲストハウスに泊まったこともほぼなかったんです。
ただ、やっぱり人は環境によって変わる生き物なので、ゲストハウスで仕事をしていれば、旅をしたい欲、ゲストハウスを巡ってみたい欲が湧き出てくるのは自然なこと。最近は、仕事の休みをつかって旅にいくことが多くなっています。
昨日、今日とお休みだったんですが、またしても旅に出かけていて、僕は今、宇都宮に来ています。
実家に暮らす母親とは定期的に会っていて、どこかへ出かけたり呑んだりしているんですが、せっかく木の家ゲストハウスが宇都宮に展開したし、僕も車を運転するようになったし、車で宇都宮観光をしようということになったのです。
ということで、今回は宇都宮旅1日目を振り返っていこうと思います。
①「来らっせ 本店」
まず初めに訪れたのは「来らっせ 本店」というフードコート。MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮店の地下1階にあるんですが、ここには餃子の店が数軒集まっているんです。宇都宮といえば餃子ですし、せっかくならいろんな店の餃子を食べ比べしたいと思ったので、とりあえずお昼ご飯はここで食べました。
焼き餃子、水餃子だけでなく、お店それぞれに創作餃子がありました。スパイシーチーズの餃子や坦々のたれのかかった餃子などがあり、飽きることなく味わうことができました。
ちなみにこの場所を教えてくれたのは、木の家ゲストハウスオーナーの宮田さんで、前日におすすめの場所を訊いたら、ここを挙げてくれました。
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②「トグゾーと宇都宮謎解き街歩き」
「来らっせ」を後にして、お手洗いへ向かっている途中、とある看板とポスターが目につきました。そこには「謎解き」の文字。僕の視線はそこに固定されました。
元々謎解きは好きだったんですが、昨年頃から僕のなかでブームが来ていて、謎解きの公演に参加したり、旅がてら街歩き謎を解いたりしてきました。
この度出逢ってしまったのは「トグゾーと宇都宮謎解き街歩き」という街歩き謎。以前にも偶然謎解きに出逢ってしまうことはあったのですが、またしても偶然出逢ってしまったわけで、もはやそれは「導かれている」「意味のある」ということだと捉え、これはやるっきゃないと思い、宇都宮の街を歩きながら謎を解くことにしたのです。
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謎自体は比較的簡単なものでしたし、なんなら途中で最後の謎を推測で解いてしまったんですが、謎解き初心者にとっては楽しめるものだろうし、何よりも宇都宮の街を巡りながら、謎を解いていく体験は間違いなく良いものなので、やって良かったなと思いました。
ひとつだけ言っておきたいのが、オリオン通りの謎解きスポットだけがどうしても見つからなかったので諦めました(笑) オリオンスクエアの管理事務所前ってどこですか?(笑) それが最大のミステリーで、解けない謎でした(笑)
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③宇都宮城址公園
謎解きは宇都宮市の各地を歩いて巡っていく流れなのですが、巡る場所のひとつに「宇都宮城址公園」があります。宇都宮城は戊辰戦争のときに大半が焼失したそうで、現代になって復元されました。
堀で囲まれた丘の上は公園になっていて、資料館があったり、小さなお城が立っていたりします。謎解きの看板が設置されていたのは「まちあるき情報館」という場所のなかだったのですが、そこにはとある展示が設えられてありました。
「桃太郎山車」です。
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南新町という場所では、明治時代末期から大正初期までおまつりで「桃太郎山車」が担がれていたそうで、犬、猿、雉の着ぐるみを着た人たちが行列に加わって賑わっていたそうです。
その山車を復元したのが、この「桃太郎山車」の展示だったのです。
僕は大学の卒業研究で「桃太郎」を題材にするほど、「桃太郎」に傾倒していて、いつか現代版『桃太郎』の絵本をつくりたいなと思っています。
「謎解き」といい、「桃太郎」といい、偶然にも僕の関心のあるものに出逢ってしまうのは、やっぱり運命的なものを感じてしまいます。僕を形作る要素のひとつなんだろうなとさえ思っています(笑)
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④日光東照宮
昼下がりの時から西へと車を走らせて、向かうは日光。母親から東照宮が見たいと言われていたので、久々に見にいくことにしました。僕にとっては少6の修学旅行以来です。
当時は工事が行われていて、建物にほとんどカバーがされてある状態だったはずです。したがって、ちゃんと東照宮を眺めるのは初めてで、荘厳な佇まいに無音の感動を覚えました。
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敷地内には、「鳴き龍」を体験できる薬師堂という建物があります。「鳴き龍」は、天井に描かれた龍の頭の下で拍子木を鳴らすと音が反響して、あたかも龍が鳴いてるいるように聴こえるところからその名前がつきました。
龍の頭の下以外だと全然反響しないのがまた面白くて、余計に不思議な体験をすることができました。多分、小6のときにも体験しているんだろうけど忘れてました(笑)
「鳴き龍」の案内をしてくれたお兄さんがその案内のなかで、「今年の巳年」に言及しました。僕は巳年なので年男なんですが、2025年は60年に一度巡ってくる「乙巳」の年らしくて、難しいことはよく分からないけれど、運がいい1年になるらしいのです。大きな夢が叶うらしいんです。
僕が仕事してる木の家ゲストハウスはもうすぐ法人化して、全国展開に向けてさらに拡大をはかることになりますし、僕個人でいえば、そろそろ文学賞を獲りたい。小さいものも含めれば、たくそんの夢を叶えたいんです。
それを叶えるのが、僕の干支の年、しかも乙巳の年の2025年であることにすごく意味を感じることができました。
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⑤木の家ゲストハウス宇都宮本館
日光から再び宇都宮市街に戻り、宿に向かいました。今回宿泊したのは「木の家ゲストハウス宇都宮本館」。何を隠そう、僕が仕事をしている木の家ゲストハウスの支店です(笑)
なんだかんだ宇都宮の宿に来たことがなかったので、旅がてら視察に。宇都宮マネージャーのかのん君に案内してもらいました。
今回は2階の2部屋を使わせてもらうことに。どちらも個室で、作業スペースもあるしなかなか快適でした。
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夜ご飯はかのん君がよく行く居酒屋「BOON アドベンチャーダイニング」に。ご飯は量あるし、おいしいし、文句なしだったんですが、それに加えて内装が面白かったんです。
店名に「アドベンチャー」とあるように、まるでそこは秘密基地のような内装で、童心をくすぐられるようなワクワクを感じさせてくれる場所でした。
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旅先で、「謎解き」に出逢い、「桃太郎」に出逢い、木の家ゲストハウスで仕事をしているからこそ宿に恵まれ、同じマネージャーのかのん君に案内してもらって......1日目を終えて感じたのは、「運命」でした。
偶然がこんなにも重なるのは、そして僕を形作る要素と巡り会えるのは、それはもう「運命」と呼ぶしかないんです。
それは「正解」でもあり、「追い風」でもあります。自分の歩いてきた日々を肯定できる証になるし、これからも信じ続けていいんだなと思える拠り所になりますから。
そんな旅を繰り返したいし、そんな旅のような人生を紡いでいきたい。そんなことも思いました。
明日の記事は、宇都宮旅2日目について綴っていこうと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
20250124 横山黎
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